初めてファミコンが我が家に来た日

少六の時に友人宅でドンキーコングで遊んでから、どうしてもファミコンが欲しくなり、貯金していたお年玉を使って購入する事を決意したのでした。

本体とソフト価格を合わせれば2万円近くになり小学生にとっては大金ですが、まったく気になりませんでした。

当時はファミコン本体と売れ残りソフトを一緒に購入しなければいけない抱き合わせ商法というのが当たり前に行なわれていました。

今では信じられませんがデパートも例外ではありませんでした。

F-1レースは抱き合わせで付いてくるのでもう1本どうしても欲しかったゼビウスも購入することにしました。

デパート勤務の父に頼んで購入してもらい説明書を読むとRFスイッチをテレビに接続?
つまり簡単な工事が必要だと知りました。

今のテレビは、前面や背面にAV端子が付いているので接続は簡単ですが、当時は背面にRFスイッチで銅線に接続しなければいけませんでした。

ちなみに我が家のテレビは14インチでした。(もちろんブラウン管)
時代を感じさせます。

テレビアンテナの銅線をむき出して接続したりするという小学生にとってはやや難易度のある作業でしたが、これもファミコンを自宅でやりたいという気持ちの前にはまったく障害にならずクリアしました。

接続工事後にも問題が・・・

説明書の注意書きをよーく読んでからワクワクしながら本体と一緒に購入したF-1レースをセットして電源をONにすると・・・

「あれ?画面が映らない・・・」
しばらく待ってもテレビ画面はグレーのままでした。

故障?もしかして接続が悪かった?
などと試行錯誤しても原因はわからず・・

仕方が無いので次の日に父がおもちゃ売り場の人に聞きに言ってくれました。

「こうするんだってさ!」
次の日の夜、仕事から帰った父は思い切りカセットを本体に突き刺しました。
そうするとF-1レースの画面が現れました!

そうです。
私は説明書にカセットを強く押し入れないでくださいと書いてあったのを真に受けてカセットをちょこんと乗せた状態で電源を入れていたのです。

実際にはファミコン本体にカセットを強く押し入れる必要がある事をこの時に初めて知ったのでした。

今までは友達の家で遊んでいて友達がカセットの出し入れをしていたのでまったく気付きませんでした。

書いてある物をそのまま信じるんじゃなく別の視点でも考えてみようと思った小六の春でした。

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