ウイニングポスト1【SFC】ウイポシリーズの原点

シミュレーション

ダービースタリオンと並ぶ人気の競走馬育成シミュレーションゲーム、ウイニングポストの初代タイトルでPC-9801版からのスーパーファミコン移植版。

機種スーパーファミコン
メーカーコーエー(コーエーテクモ)
ジャンルシミュレーション
発売日1993年9月10日
価格14,080円
容量2MB
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ゲーム概要

競走馬育成シミュレーションゲーム。

ライバルのダビスタとの違いは、レースに勝利すると強くなる、調教は調教師任せ、プレイヤー以外の馬主の存在等があり差別化がはかられている。

プレイヤーは、新米の馬主となり、資金1億円、4歳馬、当歳馬各1頭の持ち馬2頭でスタート。

【CM】 ウイニングポスト 【SFC】 Winning Post (Commercial - Super Famicom - Koei) SNES
ゲームクリア

凱旋門賞を獲得すると一応クリア。

ゲームオーバー

資金が尽きると破産して馬主資格をはく奪されゲームオーバー。

コントローラー操作

十字ボタンカーソル移動。
Aボタンコマンド決定。
Bボタンコマンドキャンセル。
Xボタンコマンド決定。
Yボタン使用しない。
Lボタン
Rボタン
コマンド決定。
使用しない。
セレクトボタン使用しない。
スタートボタンゲーム開始。

BGM

プレイヤーの年齢層に合わせてジャズ風の落ち着いたメインBGMです。
オ-プニングを飾る『ホワットアワンダ-フルワ-ルド』はかなりの名曲です。

【SFC】ウイニングポスト BGM  基本画面

ゲームレビュー

通常、『ウイニングポスト』で検索すると高確率で8や9の情報が出てきますが、今回は初代であるスーパーファミコンで発売された1のレビューです。

私の場合、ウイポシリーズは7からプレイして見事にハマってしまい、以前のウイニングポストってどんな感じだったのかな?と興味を持ったので初代からプレイしてみたくなりました。

えーと当時の定価が14,080円?まだバブルの余韻がある時代とは言え高い!
まあスーファミのソフトは軒並み1万越えでしたが、それにしてもさすがコーエー強気の価格設定でした。

ぴっくりしたのが初期費用がたった1億円しかない事。これでどうやって馬主経営をやれと?

しかし、秘書の有馬桜子から当歳馬と4歳馬を1頭ずつもらえるので何とか馬主としてスタートがきれます。

それにしても有馬桜子って初代から登場だったんですね。なんで秘書なのに競走馬をくれるのだろう?オーナーよりも金持ちなのか?

有馬桜子(初代)

4歳馬は適当にウイングダイアナを選択しました。これがたまたま良かったのか?未勝利戦で勝利後に桜花賞でいきなりG1制覇!

でも未勝利戦に勝っただけで桜花賞って出場できるの?それ以前にそんなスゴイ馬がなんで4歳まで未勝利なんだろう?等と細かいツッコミは置いておきましょう。その後のウイポシリーズと違ってリアル路線じゃなくて、あくまでもそれっぽい仕上がりです。

各ライバルオーナーとの交流をしながらゲーム進行をするスタイルはすでに導入されれいます。

競走馬についてのコメントは調教師だけじゃなく厩務員まで聞かなきゃならないとは!ある意味、初代が一番マニアックなのかも?

評価できる点

一応漢字表記ありでやたら文字がデカくて読みやすい。
その後のウイポシリーズに比べたらシンプルなので初心者にも分かりやすいでしょう。

マイナスな点

まず選択肢の『YES』と『NO』が、自分でどっちを選んでいるかが分かりにくい。
一度セーブしますか?で『YES』を選択したつもりが『NO』でゲームを終了しますか?で『YES』を選んじゃってセーブ失敗した事がありました。この点は次作からは改良されています。

レース自体が少なく、海外レースは凱旋門賞しかなかったりします。
また、レースに勝利する毎に馬が強くなるシステムに上限がない為に弱い馬でも勝ち続けるとG1で勝てるようになったりとバグというか問題点もいくつかあります。

またレースシーンのグラフィックは、さすがに厳しいものがあります。

独断評価チャート

ウイニングポストの評価チャート

まとめ

その後のウイポシリーズと比べるとまだまだ手探り感があり粗削りですが、ダビスタシリーズとの差別化をする為に当時としてはかなり練り込まれたシステムではありました。

ウイニングポスト2からプレステでも発売されたのでスーファミのみで発売されたのは初代のみでしたが、後にウイニングポストEXとしてプレステとサターンでリメイクされて発売されました。

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