激安ファミコン互換機の中でも最も人気なのが、このプレイコンピューターレトロシリーズです。
カセットを入れ替えて遊ぶ以外に、なんと内蔵ゲーム118種もあり、白と赤の配色デザインがニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータにそっくりです。
2017年のニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータが増産出来ない絶妙のタイミングで発売されてから2023年にはレトロゲームコンピューターとしてリニューアルしています。
機能と特徴、内蔵ゲームの内容をまとめてみました。
単機能でシンプル
ファミコンのみに単機能を絞った低価格のファミコン専用互換機です。
それ以外の機種のソフトはスーパーファミコンも含めてプレイできません。
また接続方法もAVケーブルでのテレビモニターとの接続のみでHDMIは非対応、USB端子もないので外部機器との接続もできません。※
とにかくファミコンだけをAVケーブルで気軽に接続して遊べれば良いという人向けの互換機です。
映像出力 | コンポジット |
---|---|
電源 | ACアダプタ |
内臓ゲーム | 118種類 |
画面 | 16:9(1280×720) (4:3不可) |
昔のファミコンカセットで遊べる
内蔵ゲームも収録されていますが、互換機なのでメインは従来のファミコンソフトをセットしても遊ぶ機能です。
コロナ禍で親子でレトロゲームを楽しむ家庭も多そうですね。
対応が確認できたソフト
とりあえず、手元にあったそのへんのファミコンカセットをいくつかプレイコンピューターレトロに挿して動作するのかを確認してみました。
一発で起動する事もあれば何度か挿しなおしてみて起動する事もあります。
起動に失敗するとこんな素敵な画面が見られます。
やはり端子が汚れていたり、サビがあるソフトは起動しにくい傾向があり、平らで安定した場所に置いてまっすぐに挿さないと起動しない事も多く起動ガチャ現象があるのですが、何度か試すと大抵のソフトは起動するみたいです。
以下のソフトで起動が確認できました。
- ちゃっくんぽっぷ
- オホーツクに消ゆ
- バイオ戦士DAN
- アテナ
- エレベーターアクション
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118種類の収録ソフト
任天堂の商品ではないので当然ファミコンのソフトはライセンスの関係で収録出来ません。
FCボーイin 88ゲーム(FC BOY in 88 GAMES)と同様に118種類の内蔵ゲームは、ファミコンソフトではなく、海外メーカーのオリジナルのものです。
だから以前、内蔵ゲーム一覧の収録タイトル名を見ても知らないソフトばかりで???って感じでした。
ただ、中には『リバーシ』(オセロ)、『ブロック崩し』のような定番ゲームもあるのでまったく使えないという訳でもありませんが、これらのゲームはスマホでもできるしテレビに出力して遊ぶ価値があるかと言うと微妙ですね。
内蔵ゲームに関しての口コミ
- 内蔵ゲームには期待しないほうがいい。
- タイトルが英語なので何のゲームか分かりにくい。
- 価格相応には遊べます。
- 単純なのですぐに飽きる。
セット内容とサイズ
パッケージサイズサイズ 約W28×D20×H6cm
重量(本体) 約440g(コントローラー含む)
- 本体 W17×D19×H8.5cm( コントローラーセット時)
- コントローラー2個
- ACアダプター(100V 50/60Hz)
- AV ケーブル(黄色、白)
- 説明書
まず外箱に対してビッシリと入っていて爪で固定されていたので結構開けにくかったです。
本家ファミコンと同様に本体の左が電源、右がリセットボタンです。
安いのにコントローラーが2つ付属しているのはポイント高いです。ボタンの感触はやや硬めですね。
このプレイコンピューター レトロ専用コントローラーは別売でも販売されているので故障しても買い直す事ができます。
その他の付属品に関しては簡単な説明書と保証書が付属しています。
デメリット
プレイコンピューターレトロに関して以下のようなネガティブな口コミが複数ありました。
これらの細かいデメリットに目をつぶって安さと手軽さで選ぶかがポイントとなりそうです。
- テレビ接続ケーブルが1mと短い。(普通のAVケーブルなので自分で付け替え可能)
- 今時の互換機にしてはHDMI対応じゃないので画質がイマイチ。
- ソフトの取り出しスイッチがなく手で直接引き抜く時に抜きにくい。
- 内蔵ゲームのクオリティが低い。
- ソフトによってはボタンの反応が遅い場合があるので遊びにくい(未確認)。
プレイコンピューターレトロの動画
レトロゲームコンピューター
2023年にプレイコンピューターレトロシリーズの後継機として発売されたのがレトロゲームコンピューター(KTFC-005W-G)です。プレイコンピューターレトロの型番がKTFC-002だったのでその3世代後の後継機となります。
デザインの一部が変更になった以外の変更点は、コンセントのみしか給電できなかった専用ACアダプターからUSB電源対応になり、USBポートからの給電が可能になった点です。おそらくそれ以外の変更点は118種の内蔵ゲームも含めてなさそうです。
まとめ
壊れやすいという意見もありますが、とにかく価格が激安なので気軽に試せるのが良いですね。
実際に使ってみたら思ってたよりも起動率が高く、ファミコン単機能の格安互換機と割り切れば充分に価格分の価値はあると感じました。
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータは収録されたソフトのみで遊べるゲーム機であり、従来のカセットでも遊べるプレイコンピューターレトロとは機能的にもかぶりません。
生産停止となってプレミアが付いているNEWファミコンの代用品としてとらえる事ができます。
118種類の収録ソフトのクオリティに関しては期待せずに、あくまでもオマケと割り切ったほうが良いでしょう。
価格が安いので気軽に購入できるファミコンの互換機をお探しの方には良いのではないでしょうか。
LITHON (ライソン) プレイコンピューター レトロ KTFC-002W | テーブルゲームクラシック レトロゲーム | カ…
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