ファイナルファイト2は、タイトルにファイナルが付いているのに発売されたファイナルファイトの続編となるスーパーファミコンオリジナル作品。
キャラクターが前作に比べてやや小さくなってしまったが、2人同時プレイが可能になった。
| 機種 | スーパーファミコン |
|---|---|
| メーカー | カプコン |
| ジャンル | ベルトスクロールアクション |
| 発売日 | 1993年5月22日 |
| 価格 | 9,000円 |
| 容量 | 10MB |
ゲーム概要
ライフ制、ベルトスクロール式アクションゲーム。
プレイヤーは、キャラクターをマキ、ハガー、カルロスの3人から選択して右スクロールするステージ上で敵を倒しながらアイテムでパワーアップや体力回復させつつステージラストにいるボスがおり倒すとステージクリア。
使用キャラが前作の2人から3人に増え2人同時プレイが可能となった。全6ステージ構成。
難易度はイージー、ノーマル、ハード、エキスパートから選択できる。
ゲームストーリー
壊滅したマッドギアが再び息を吹き返した。
今度はガイの修行中の留守をみはかり、ガイの婚約者レナとその父親であり、ガイの師匠である源柳斎を連れ去ったのである。
ハガーはカルロス宮本と、レナの妹マキと共に、今度こそマッドギアを叩き潰すべく、立ち上がった。
全6ステージをクリア。
ライフゲージがゼロになるとワンミス、ストックを全て失うとゲームオーバー。
コンティニューは6回まで可能でステージチェックポイントから再開。
| 十字ボタン | 8方向移動 |
| Aボタン | 使用しない |
| Bボタン | ジャンプ Yと同時押しで必殺技 |
| Xボタン | 使用しない |
| Yボタン | パンチ、キック等の攻撃 Bと同時押しで必殺技 |
| LRボタン | 使用しない |
| セレクトボタン | ゲームモード選択 |
| スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
BGM
相変わらずフュージョンっぽいBGMがカッコ良い！
バリエーションも非常に多く楽しめますが、ベースラインは前作より控えめでゲーム内容同様にインパクトが足りないかも。
ファイナルファイト2の裏技
2人同時プレイで同キャラ選択
- タイトル画面で下、下、上、上、右、左、右、左、L、Rと入力する。
- タイトル画面の背景色が青になり色違いの同キャラクターが選べる。
攻略動画
ゲームレビュー
アーケードからの移植作だった前作からスーパーファミコンオリジナル作品として生まれたのが本作ファイナルファイト2です。
データ容量を前作の8メガから10メガに増量して主な不満点だったプレイキャラクターを2人から3人に増やし、2人同時プレイも可能になりました。
プレイキャラクターのガイとコーディーはリストラされ、その代わりに登場したのが餓狼伝説の不知火舞源をモデルにしたような源柳斎の娘でありガイの婚約者の妹として登場した柳斎マキの存在です。
この露出度の高い女子が屈強な敵キャラをバタバタ倒していくのが実に爽快でマキがいる事でファイナルファイト2は色々な意味で救われている面が多いように思えます。
その反面、カルロス宮本の存在感はかなり低めです。
評価できる点
ファイナルファイト2最大の魅力は前作では叶わなかった二人同時プレイが可能な点です。
前作よりも難易度が落ちており、操作性が非常に簡単なので初心者でも中盤あたりまではコンティニューを繰り返せばすんなり進めます。
マイナスな点
前作に比べてキャラの火力が低いというか、敵が堅いというか倒すのにやや時間が掛かるので爽快感に欠ける面があります。
前作にあったようなボスの派手な動きやセリフ（叫びや笑い）がなく地味目です。
デザインも前作の使い回しも多くもう少し魅力的な敵キャラが欲しかったところ。
独断評価チャート
まとめ
前作に比べて評判はあまり良くありませんが、全体的なゲーム性は向上しており、難易度も下がっているので遊びやすいです。スーファミのファイナルファイトでは前作に強い思い入れがなければ本作のほうがおすすめです。
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