『回す』事をテーマにしたシンプルなミニゲームを集めたアーケードで人気だったタイトルのプレステへの移植版。SIMPLE1500シリーズ Vol.66。
機種 | プレイステーション |
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メーカー | タイトー |
ジャンル | バラエティ |
発売日 | 2001年7月5日 |
価格 | 1,500円(税抜) |
容量 | ? |
THE 回転まわすんだ~!!とは?
全20種類の『回す』をテーマにしたミニゲームが収録されているバラエティゲーム。
ゲーム自体はアナログスティックかボタン2個で『動かす』『止める』のような極めて単純な動作しかできない。
ひとりであそぶ
各ゲームの記録に挑戦できる「チャレンジモード」と全20ゲームを自由に選択できる「おこのみモード」が選択できる。
ふたりで対戦
対戦時のハンデを3つの中から選択できる。
- 「ともだち対戦」負けているプレイヤーが勝ちやすくなる。
- 「タイマンバトル」ハンデなしの真剣勝負。
- 「バランスで勝負」常に2P側が有利になる。
コントローラー操作
十字ボタン | 項目の選択、ミニゲームの操作 |
〇ボタン | 項目の決定、ミニゲームの操作 |
×ボタン | 項目のキャンセル、ミニゲームの操作 |
□ボタン | 使用しない |
△ボタン | 使用しない |
Lボタン | 使用しない |
Rボタン | 使用しない |
セレクトボタン | 使用しない |
スタートボタン | ゲームの開始 |
収録ゲームタイトル
- アルカノイド
- かき氷
- ろくろ
- たこ焼
- エレベーター
- 金庫
- 鳥人間
- ロボクラッシュ
- キャメルトライ
- 酔っ払い
- ゴルフ
- 現ナマひろい
- フィッシング
- ハンマー投げ
- カサ紳士
- 寿司
- スワンランナー
- ピンチヒッター
- 悪代官
- スケボー
BGM
ゲーム内容が内容なのでBGMだけ取り立てる要素はありませんが、いかにもアーケードゲームっぽい能天気な感じがマッチしています。
ゲームレビュー
このTHE 回転まわすんだ~!!というゲーム、アーケードでもプレイした事ないし、プレステで発売されたリアルタイムでもプレイしていません。
つい最近、近所のリサイクルショップで安く売られていており、裏ジャケの回転寿司とか悪代官の画像のバカっぽさにひかれて何となく購入してみました。
内容は予想どうりの見事なまでのバカゲーです。
操作は非常に単純でボタンは2つのみで基本連打するのみ。
しかし、本当にくだらないので思わず吹き出してしまいそうな楽しさがあります。
例えば悪代官では、ただボタン連打で腰元の帯を引っ張って着物を脱がすだけ、ピンチヒッターではファミスタ風の1球でのタイミング勝負、たこ焼は材料を入れてひっくり返すだけといった誰でもすぐに遊べるゲームばかりです。
その中で特に気に入ったのが酔っ払いです。
プレイヤーは酔っぱらった部長を肩で支えながら街中を通行人にぶつからないようにゴールである駅を目指します。失敗してぶつかるとヤクザや女子高生にメッチャ怒られてしまいます。
評価できる点
単純なバカゲーに交じってタイトーの過去の名作ゲーム、アルカノイドとキャメルトライも収録されています。
この2つはさすがに別格で楽しく遊べますが、1面をクリアするとさっさと次のゲームに行ってしまいます。
マイナスな点
もともと回転ハンドルが2つ付いた筐体のアーケードでプレステ発売時はアナログスティックで操作する設定だったのですが、PS3ではアナログスティックが動作せず〇と×ボタンでの操作のみとなっています。
この操作方法だとあまり回しているという実感がわかないですね。
独断評価チャート
まとめ
メチャクチャ単純でバカっぽいゲームがたくさん収録されています。
非常に短いゲームばかりなので短時間で何も考えずに気分転換したい時に良いかも知れません。
ひとりでプレイすると言うよりは大人数でワイワイしながら楽しめるタイプのゲームです。
現在ではこの手のゲームは、アーケードでも家庭用でも絶滅して久しいのでレトロゲームとしての価値はあると言えるでしょう。
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