8種類のミニゲームを収録した当時としては異色のバラエティーゲーム。
ジャケットのデザインは、天才・たけしの元気が出るテレビ!! のオープニング等で人気だったイラストレーターのなんきん氏。
機種 | ディスクシステム |
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メーカー | サン電子 |
ジャンル | バラエティ |
発売日 | 1987年2月06日 |
価格 | 2,980円 |
累計売上 | 10万本 |
ゲーム概要
マガジン形式であまりやりこみ要素のないミニゲームを8つ詰め込んだディスクマガジン。
第3号まで発売されたが、人気は長続きしなかった。
回転迷路ドアマン
迷路内に配置された回転ドアを上手にくぐりぬけて5階のゴールにたどりつく迷路ゲーム。
操作はプラスボタンで行う点がユニーク。
ナゾラー占い
かくされた4つの星座が何であるかを当てるゲーム。
正解するまでの時間と回数によって、その日の運勢を占ってくれる。
スーパージグソー
ディスプレイに描かれた11×14ピースで構成された1枚のばらばらになっている絵を一定時間内にもとに戻すゲーム。
日本一周ウルトラクイズ
桃鉄の原型かも知れないこのディスクのメインゲーム?
3択クイズに答えて旅費を稼ぎいで日本一周を目指すゲーム。
日本のどこかにかくされた7つのナゾラーボールをすべて集めて東京にもどるのが目的。
MOMOKO姫を救え!
ひたすら単純な迷宮を上下左右移動しでMOMOKO姫を救出するのが目的のコマンド選択式アドベンチャーゲーム。
テキストはカタカナオンリー。
押し出しパズル
細かく、ばらばらになったピースを押して絵を完成させるゲーム。
正しい位置にピースが来ると色が変化する。
レベルは3まであるけどとてもそこまで続かない。
ファミコン適性検査 速撃(はやうち)マっくん
速く撃ったほうが勝利する0秒連射ガンマンゲーム。
1人プレイはコンピュータと勝ち抜き対戦、2人プレイは2人対戦形式。
3-D MAZE
プレゼントキャンペーン対象だった立体迷路。
バニーガールがいるゴール地点までたどり着くとクリア。
ゲームレビュー
8つもゲームが収録されているのでお得感はあるのですが、微妙なのばかり。
その中でも一番よく遊んだのが『日本一周ウルトラクイズ』です。
まあアメリカ横断ウルトラクイズのパクリですね。
ボールを7つ集めるってコンセプトはドラゴンボールだし、それぞれのゲームが色々な所からちょっとずつパクッてる感じが80年代的と言えるかも。
出題されるクイズに正解すると交通費がもらえて日本一周ができるっていう、まあそれだけなんですけど、もしかしたらこれが桃鉄の原型なのかも知れませんね。
MOMOKO姫を救え!は、BGMが怖すぎて途中で投げ出しちゃったな。
他のゲームに関しては、うーんほとんど記憶がない・・・
評価できる点
当時としてはクオリティはともかく、たくさんのゲームが入っている幕の内弁当的な価値はありました。あくまでも当時はね。
マイナスな点
結局、肝心なゲーム内容がイマイチなのばっかでナゾラーランドと言えばコレっていうメインになるコンテンツがありませんでした。
独断評価チャート

まとめ
実験的なゲームが比較的多かったディスクシステムの中でもかなり異色のゲームでした。
個々のゲーム完成度よりも色々なゲームをちょっとずつ楽しみたい人向けに作られているのでやり込み要素は少なく飽きるのも早かったです。
でもこれも500円で書き換えが出来たので500円ならまいっか!と割り切れました。
ナゾラーランド第2号、3号も発売されたけど、この創刊号でおなか一杯って感じでプレイしてないなぁ。
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