一時は入手困難だったレトロフリークがファミコンをイメージした新型（新色）として2023年02月28日に再販されました。
数量限定との事ですが、何とか購入できたので使ってみて分かったレトロフリークのメリットなどをまとめました。
レトロフリーク概要
レトロフリークは、ファミコン、スーファミ、SNES（北米版スーファミ）、ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンス、メガドライブ、GENESIS（北米版メガドライブ）、PCエンジン、TurboGrafx-16（海外版PCエンジン）、PCエンジン スーパーグラフィックスの全11機種9,000タイトル以上のレトロゲームに対応した最強の互換機です。
定価はコントローラーアダプターセットで25.300円(税込）。それ以上の価格で販売されている場合は転売によるプレミア価格となっています。
付属品
- 11機種対応カートリッジアダプター
- 標準コントローラー (ケーブル長 約1.8m)
- HDMIケーブル (約1m)
- USB給電ケーブル (1.5m)
- コントローラーアダプター
- USB A to micro Bケーブル (0.8m)
吸出しは違法なのか？
レトロフリークは、通常の互換機と違いソフトのデータを吸い出してインストールする方法で遊びます。
これが違法だという見方もあるようですが、あくまでも個人が手持ちのソフトをインストールするだけでデータを外部に出力したりコピーする訳ではないのでレトロフリークに違法性はありません。
自分で購入したCDをデータとして取り込んで自分で聴くなら問題にならないのと同じ理屈です。
SDカードにデータを保存しますが、同じレトロフリーク同士でもデータのコピーができないように徹底されています。
コントローラー
あまり評判の良くないスーファミのコントローラーに似せたレトロフリーク付属コントローラーですが、特に使いにくい点もなく普通に使えています。あえて言うならスーファミのコントローラーにあるクビレがないからやや持ちにくいかな？くらいです。
まあPS3やPS4等でいつも使っているUSBコントローラーも使用可能なんですけどね。
microSDカード
ソフトをインストールするには別途microSDカード（別売）が必要なので同時購入したほうがスムーズでしょう。
最大で32GBまで使えるので大は小を兼ねるという事でMAXの32GBを購入しました。
これでも500円ほどで買えました。
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カラーバリエーション
レトロフリークには、いくつかのカラーバリエーションがあり、限定カラーの場合は早めに購入しないと品切れになり高額化してしまう傾向があります。
通常のグレーの他に、今回購入したファミコンを連想させるレッド×ホワイト、2023年限定カラーとしてメガドライブをイメージしたようなブラックも発売されています。
購入までの経緯と在庫状況
私はNEWファミコンとスーパーファミコンを持っているのでレトロフリークが登場しても特に魅力は感じませんでした。
しかしレトロゲームのゲーム実況やブログ記事の画像を見るとファミコンやスーファミなのに妙に画質が良かったのが気になりだしました。
どうやらレトロフリークを使うと画質が良くなるという事が分かってから興味を持ちました。
詳しく調べるとレトロフリークは通常の互換機と違いインストールしてからHDMI出力するので高画質だと分かりました。
もうこれは買うしかない！と決意し安くなるタイミングを狙っていたところ、今回のレッド×ホワイト発売当日にYahoo!ニュースで再販される事を知りました。
早速Amazonで購入手続きをしましたが、ギリギリで品切れになり買えませんでした。
翌日に近所のヨドバシカメラで探してみたら在庫にあったのでやっと購入できました。
その後もAmazonや楽天ブックスで在庫状況をチェックしていますが、何度か定価で入荷するとすぐに品切れを繰り返しています。
粘り強くチェックしていれば定価でまだ購入できるかも知れません。
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レトロフリークのメリット
インストール式HDMI出力の高画質
レトロフリーク以外にもHDMI出力のレトロゲーム互換機は増えてきましたが、大きな違いは通常の互換機がゲーム機の最大出力画質⇒HDMIと出力するのに対して、レトロフリークでは一度データをインストールして直にHDMI出力するので画質が段違いに良い点です。
特にファミコンの場合、テキスト文字が小さかったり、カナ表記だけだったりと読みにくい傾向があるので画質が良いに越したことはありません。
手間が掛からない
レトロフリークは一度インストールするとファミコンならファミコンで機種ごとにソフト一覧がズラっと表示されるのでワンクリックですぐに遊べます。
これが思っていた以上に便利でした。
従来の遊び方だと各機種の本体を準備してソフトを取り出して、起動しない場合はクリーニングしてという作業がありますが、これらが不要になるのであのソフトどこにしまったっけ？みたいな面倒がなくなり手間と時間が大幅に節約されました。
オートセーブ・クイックセーブ機能
レトロゲームの場合、セーブ機能自体がなかったり、あってもパスワード方式だったりする事が多いのですが、レトロフリークならオートセーブ機能があるので中断した箇所からすぐに再開が可能です。
さらにクイックセーブして任意のポイントからのロードも可能なのでプレイしていて非常に楽です。
例えばドラクエのようなパスワードが必要なRPGも入力の手間と間違える心配がなくなるし、がんばれゴエモンからくり道中やマイティボンジャックのような面白いけどプレイ時間が長くかかりセーブ機能がないアクションゲームのクリアがそれほど難しい事ではなくなります。
クラシックミニシリーズを除くとレトロゲーム互換機のほとんどに本体セーブ機能がないのでこれは大きなメリットと言えます。
デメリット
読み込み失敗がある
私の場合、あらかじめ端子をアルコールでクリーニングしてからレトロフリークにインストールしますが、それでも何度か読み込み失敗がありました。
しかし、ほとんどの場合は念入りにクリーニングを繰り返すとちゃんと読み込めるようになります。
カセットのクリーニング方法はこちらのページで紹介しています。
レトロフリークのレビューに接触不良で読み込めない事が多いというコメントもありますが、ほとんどの場合は端子が汚れている事が原因です。
スーファミのスロットが固くて抜けなくなる
最初にレトロフリークに次々に手持ちのソフトを取り込んでいた矢先、高橋名人の大冒険島をインストールした際に悲劇が起こりました。
カセットがスロットから抜けない！
まっすぐ抜こうとしてもガッチガチにフィットしてまったく引き抜けません。
そういやレトロフリークのスーファミスロットが固いという情報は知っていましたが、これまでスムーズに抜き差しできていたので油断していました。
無理やり引っ張ると本体の端子ごと抜けちゃいそうなのでカセット両端の片方だけ少し力をいれて引っ張り、浮いたところでテコの要領で逆方向を引っ張るというのを繰り返してやっと抜けました！
それ以来、必ずカセットの端子に接点復活剤を付ける事にしています。
私の場合、kUREの接点復活スプレーでノズルを使って綿棒に一回吹き付けてカセット端子になぞるように塗っています。これで十分に効果があります。
この接点復活スプレーはノズルが付属しているから使いやすいです。
オリジナルと色味が違う事がある
私の場合、NEWファミコンも持っているので比べて見るとたまにオリジナルと色味が違っている事があります。
ただプレイに不具合があった事はないので、気にならなければ特に問題ありません。
中古相場
レトロフリークの人気は中古市場でも非常に高いので、ほぼ定価付近か場合によっては定価以上になっています。
レトロゲームに強い駿河屋だと定価よりも少し安い程度で入手できるかも知れません。
メルカリでもあまり出品される事が少ないのですが、タイミングと運が良ければ定価よりも安く入手できる可能性はあります。
メルカリにこれから会員登録する場合は、紹介コード：ZESANQ を入力すると500円分のメルカリポイントがもらえます。
まとめ
高画質で手間も掛からず、オートセーブ&クイックセーブ可能、とにかく買って良かった！何でもっと早く購入しなかったんだろう？って感じです。
ひと言でまとめるとレトロフリークを使う事によって、これまでレトロゲームで遊ぶ際に感じていたストレスが大幅に軽減されました。
確かに価格はやや高めですが充分にその価値はあります。
正直言ってレトロフリークがあれば他のレトロゲーム互換機は当分いらないかな？
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