対戦格闘ゲームが飽和状態の90年代後半に発売されたテクモのDEAD OR ALIVE(デッド オア アライブ)。
まさか20年以上続く人気シリーズになるとは当時どれくらいの人が予想できたのだろう。
機種 | プレイステーション |
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メーカー | テクモ |
ジャンル | 対戦格闘アクション |
発売日 | 1998年3月12日 |
価格 | 5,800円(税抜) |
容量 | CD-ROM |
ゲーム概要
ポリゴンキャラクターによる3D対戦格闘アクションゲーム。
ゲームモードは7種類、登場キャラクターは11種類ある。
トーナメントモード
プレイヤーとCPUが対戦するモード。
タイムアタックモード
クリアまでの時間の早さを競うゲームモード。
ヴァーサスモード
対人対戦専用モード。
サバイバルモード
体力ゲージがなくなるまでCPUの対戦相手を何人倒せるか競うモード。
組手モード
全100人と対戦して勝率を競うモード。
チームバトルモード
メンバー数とキャラクターを選んでチーム対戦をするモード
トレーニングモード
技の練習をするモード。
コントローラー操作
十字ボタン 上 右 下 左 | 移動 ジャンプ 前身 しゃがむ 立ちガード |
〇ボタン | キック 決定 |
×ボタン | パンチ キャンセル |
□ボタン | ホールド |
△ボタン | パンチ |
L1ボタン L2ボタン | H+P P+K |
R1ボタン R2ボタン | H+P+K H+K |
セレクトボタン | 使用しない |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
BGM
オープニングテーマのチョッパーベースを多用したフュージョンっぽいアレンジがカッコ良い!
格ゲーというジャンル上、アップテンポのBGMが中心ですが、たまに東洋的なフレーズが入るのがユニークです。
攻略動画
ゲームレビュー
最初にお断りしておくと私は対戦格闘ゲームをあまりやらないし詳しくもありません。
だけどこのDEAD OR ALIVEシリーズは結構好きです。
それまでのこの手のゲームのメインキャラクターは、男性キャラがメインでストリートファイター2で春麗の人気があったとしてもあくまでも脇役で彩りとしての位置付けだったのに対してDEAD OR ALIVEでは女子キャラ3人の目線をフィーチャーしたジャケットを見ても分かるとおり、3人の女性キャラクターが完全にメイン扱いとなっています。
なぜか全員が巨乳でただ構えているだけなのに不自然に胸が揺れます。
明らかにそれまでの対戦格闘ゲームとは路線が違いました。
現在の姿とだいぶ違うティナは当時人気だった藤原紀香をモデルにしたような感じのキャラに見えます。
そんなDEAD OR ALIVEプレステ版はアーケード版、サターン版に続いて発売されました。
鉄拳などの強力なライバルタイトルがあり、比較的地味なスタートだった記憶があります。
プレステ版では新キャラクターとして「あやね」と「バース」が追加されています。
説明書にはあやねに付いての記載はないので、その後はメインキャラクターのひとりとして人気の高いあやねも初代ではまだ登場してないのか?と思いきや一定の基準を満たさないと登場しない隠れキャラだったのですね。
かすみの初代声優は、カードキャプターさくらの桜役で知られる丹下桜でした。
かなりかわいらしい声ですね。
評価できる点
従来の格闘ゲームになかったホールド(掴み)が加わりました。
打撃は投げに優り、投げはホールドに優り、ホールドは打撃に優るという3すくみ構造になり、従来からあったガード(防御)も加えてより戦略的で高度な対戦が求められるようになりました。
その他にもリングアウトの廃止など新しい要素もありました。
マイナスな点
PS1時代のゲームなのでポリゴンが粗くキャラクターも小さ目です。
とは言え当時のゲームとしてはかなりグラフィックレベルが高いほうでしょう。
初代はまだストーリーモードがないので対人対戦じゃないと飽きがくるのが早いです。
独断評価チャート
まとめ
当時としては画期的な格闘ゲームとは言え、その後もハードを替えて続編が発売される人気シリーズになったので今更この初代をプレイする必要はまずないでしょう。原点を知りたいマニア・ファン向けですね。
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