アーケードからファミコンに移植されたカーチェイスゲーム。
グラフィックにしてもキャラクター・ボイスにしてもファミコンのスペック限界ギリギリを攻めるクオリティ。
| 機種 | ファミリーコンピュータ |
|---|---|
| メーカー | 開発:大永製作所 発売:タイトー |
| ジャンル | レース |
| 発売日 | 1989年12月8日 |
| 価格 | 5,900円(税抜) |
| 容量 | 128KB |
ゲーム概要

車をぶつけあう疑似3Dハイスピード・カーチェイスゲーム。
プレイヤーは特捜班の警察官コンビ、トニー・ギブソンとレイモンド・ブロディーとして覆面パトカーを操縦し、車で逃走した犯罪者を追跡、逮捕するのが目的。全5ステージ。各ステージ開始時に司令室のナンシーより緊急連絡が発信され、追跡対象の犯人の概要と、逃走に用いたターゲット車の特徴が伝達される。
ターゲット車を60秒以内に発見、その後60秒以内に破壊して逮捕するとステージクリア。
全7ステージ制で3周クリアでエンディング。
制限時間内にターゲット車を発見できない、逮捕できないとゲームオーバー。
BGM
オープニングからメインBGMまで実にオシャレでかっこいい!
作曲は、ゴダイゴのギタリストである浅野孝已が担当しています。
攻略動画
ゲームレビュー
タイトーチェイスH.Qは、アーケードからファミコンへの移植作でPCエンジン、ゲームボーイ、セガサターンにも移植されているので人気作だったようです。
そもそもオリジナルも知らなければ中古で入手するまでファミコン版の存在も知りませんでした。
発売は1989年とファミコン後期なので、あまり話題にも上がらないカーレースのようでありながら警察と犯罪者とのカーチェイスアクションゲームです。
普通のレースゲームだと思ってプレイしたらすぐにマイカーが走らなくなって停止してしまうし、敵車に衝突してもクラッシュしない?なんだこのゲーム?設定が分からないと何をどうしたやら理解できませんでした。
本作は通常のレースゲームと違い、自車がいくらぶつかってもクラッシュしません。
あくまでもターゲット車を大破して犯人を逮捕する事のみに焦点がしぼられています。
ターゲット車に後ろからぶつけまくり炎上させて停車されるというワイルドかつ強引な設定です。
どんだけ頑丈な車なんだよ。
ゲームスタートすると表示されるこのグラフィック、リアル路線でファミコン性能の限界まで使っている感じです。

ナンシーより緊急連絡!
タイトーチェイスH.Q最大の特徴は「ナンシーより緊急連絡!ターゲットは〇色のスポーツカー」というようなボイスが入る事です。結構長めのセリフでファミコン初期には考えられません。
それからちょっと微妙な間があって「了解!」のボイスが入るのが何とも言えない味がありますな。ノイズがほとんど入っていないクリアな音質なのも驚きです。
評価できる点
グラフィックとボイスのクオリティはファミコンでもトップレベルでしょう。
ぶつけ放題という設定で通常のレースゲームと差別化しているオリジナリティもポイント高い。
マイナスな点
演出面で気合入っている反面、かんじんのレース画面ではファミコン初期のF1レースをちょっと良くしたって程度ですね。
分岐点でどっちに曲がるかでクリアできるかが決まりますが、前半は矢印が出るのに後半はヒントなしなので運次第になってしまいます。
独断評価チャート
まとめ
ぶつかってもOK、むしろぶつけてターゲット車を止めて逮捕するという豪快かつユニークなカーチェイスゲームです。
グラフィックとボイス等の演出は凝っていますが、レース画面は平凡です。
BGMがかなりカッコ良く、ターゲットを追いかけるスリルとクラッシュさせて逮捕する爽快感があります。


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