スーパーゼビウス ガンプの謎は、あの大ヒットゲーム、ゼビウスの使いまわし続編であり、ナムコ初のハードカバー付きゲームソフトでナムコのファミコン通算19弾。
シューティングに謎解きの要素を詰め込んだ問題作!?
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | ナムコ |
ジャンル | シューティング |
発売日 | 1986年9月19日 |
価格 | 4,900円 |
容量 | 1MB |
ゲーム概要
縦スクロールシューティングゲーム。
アーケード版を元にした前作と違いファミコンオリジナルゲーム。
操作方法は前作と基本的に同じ。
エリア毎に謎解きがあり、クリアしたいと無限ループする仕様になっている。
全21エリア。
コントローラー操作
十字ボタン | 移動 |
Aボタン | 対地上攻撃(ブラスター) |
Bボタン | 対空中攻撃(ザッパー) |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
パワーアップ
味方のファントムが投下する3色パワーアップカプセルを取るとソルバルウがパワーアップする。
カプセルの併用も可能。
- バリア(1回だけ被バックザッパー弾からバリア)
- ワイドブラスター(ブラスターの照準が広くなる)
- バックザッパー(後方攻撃が付与+自動連射)
スーパーゼビウス ガンプの謎の裏技
コンティニュー
- ゲーム開始後にすぐポーズかける。
- 1Pで、上、下、左、右、A、Bの順に押す。
- パスワードの入力画面が出たら4桁の数字を入力。
- パスワードは。各エリアでポーズすると出現。
BGM
無機質なメインBGM踏襲したがらも前作よりもバリエーションが大幅に増えました。
普通のシューティングっぽいBGMもあり、今回はエンディングテーマもあります。
ゲームレビュー
このスーパーゼビウスガンプの謎は、それまで紙ケースだったナムコがハードケースで発売した第1弾ソフトでした。
しばらくナムコは金メッキのカセットとハードケース路線になるかと思いましたが、以降はドラゴンバスターのみで終わってしまいました。やっぱりコストが高かった?
やっぱりナムコがノリに乗っている時期だったから、期待は大きかったですよ。
だけどプレイしてみたらゼビウスをちょっと難しくしたマイナーチェンジって感じでした。
エリア内の条件を満たさなければ同じエリアの繰り返しで延々と同じ風景が流れ同じプレイの繰り返しが続きます。
あのゼビウスの続編なんだからクソゲーではない・・・はずなんだけど何だこのモヤモヤ感は。
評価できる点
アンドアジェネシスは相変わらず動かずに画面に張り付いたままだけど、その内部に入れる!
それが何よりの感動でした。
前作よりは敵キャラの動きが複雑でリアルになっており、ソルバルウがアイテムによりパワーアップするというのも進化している点です。
マイナスな点
このスーパーゼビウス ガンプの謎が発売された頃、すでにグラディウスも発売されていたし、この2か月後にはザナックも発売されます。
どうやら当初製作側が思っていたよりもゲーム界の進歩が早くてすでに発売時にスーパーゼビウス自体がだいぶ古臭くなっていたように感じます。
ステージクリアの条件がわからないとゴールが見えないし、ステージラストにボスがいる訳でもないのでただ同じ場所をグルグルと無限ループする事となり、あっという間に嫌気がさします。
独断評価チャート
まとめ
ゼビウスのマイナーチェンジ版としてと考えれば悪くない出来かなといった感じですが、シューティングゲームとしての爽快感や前作のような完成度を期待すると大きく裏切られます。
シューティング+謎解きというのは攻めすぎだったようで以降はナムコから同様のゲームは発売されませんでした。
ところでスーパーゼビウス ガンプの謎って言うけど、結局何がガンプの謎だったんだっけ?
スーパーゼビウス ガンプの謎の攻略動画
全面クリア
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