知る人ぞ知るスーファミで発売されたもうひとつのブロック崩しゲーム。
アルカノイドとの一番の違いは距離感か。
| 機種 | スーパーファミコン |
|---|---|
| メーカー | ユタカ |
| ジャンル | パズル |
| 発売日 | 1995年10月6日 |
| 価格 | 5,800円 |
| 容量 |
ゲーム概要

ブロック崩しをベースにしてピンボールやシューティング要素を加えたゲーム。
4エリア毎に区切られた全12ステージ+ラスボスという構成。
ブロックを壊す事でさまざまなアイテムが出現しパワーアップやパワーダウンアイテムもある。
画面を縦に2分割しての2人対戦に対応。
ゲームオーバー時に表示されるパスワードでエリアの最初から再開が可能。
フィールド内のジャマシーン(敵キャラ)をすべて倒すとステージクリア。
ボールがパドルの下に落ちたらワンミス。ストックをすべて失うとゲームオーパー。
| 十字ボタン | パドル移動 |
| Aボタン | 選択決定、ショット、必殺技 |
| Bボタン | キャンセル、高速移動 |
| Xボタン | 使用しない |
| Yボタン | 使用しない |
| LRボタン | 使用しない |
| セレクトボタン | ゲームモード選択 |
| スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
BGM
マイナー作品の為、BGM動画はありませんでした。
まあ内容はそれなりって感じですか。
攻略動画
ゲームレビュー
すぱぽーんDXは、前作すぱぽーんにパスワード機能等を加えた改良版です。
前作に関しては、私は未プレイなので細かい違いやDXって言ってもどの辺がデラックスなのかは分かりません。
それにしてもすぱぽーんDXってタイトル見ても何のゲームかさっぱり見当がつかない。前作もたいしてヒットしてなかったみたいだし。
発売元のユタカってメーカー、聞いた事ないなって調べたらおもちゃメーカー、ポピーの系列で現在では消滅してバンダイナムコの傘下になっているみたいですね。
本作とどうしても比べたくなるのがブロック崩しの名作である『アルカノイド』です。
まず画面を見てすぐ分かるのが、アルカノイドに比べてかなり短く設定されたパドルとブロックの距離の違いです。
縦長で遊びがあるアルカノイドに対してすぱぽーんは、正方形に近くショットを打った後すぐに戻ってきます。だから慣れないと反応が遅れがちになりミスになりやすい。
しかし慣れてくると1面、2面とクリアできるようになり、結構面白いじゃないか!と思えるようになってきました。
アルカノイドみたいな簡素な演出ではなく、ぷよぷよ的なポップでかわいいキャラクターとボイスが入るのが特徴となっています。
評価できる点
ステージクリア条件がすべてブロックを崩す事じゃなくて敵キャラの全滅です。
だからすぱぽーんは、ブロック崩しタイプのシューティングみたいな位置づけでアルカノイドとの差別化がされています。
マイナスな点
アルカノイドと比べるとパドルとブロックの距離が非常に短いので同じ感覚でプレイするとタイミングが遅くなり最初の頃はあっと言う間にゲームオーバーになってしまいました。
10代、20代前半までだったら何の問題もないでしょうが、年齢が上がるにつれ徐々に反射神経が落ちるので難易度が上がる傾向にあります。
もちろん発売当初は20代前半以下をターゲットとしていたので何の問題もなかったのでしょうが、発売から数十年を経過してプレイするおっさんゲーマーにはキツイものがあります。
独断評価チャート
まとめ
ブロック崩しという誰でもプレイできるジャンルですが、本作は反射神経が問われるので実際はプレイヤーを選ぶゲームです。
アルカノイドがテニスならすぱぽーんは卓球といったイメージでせわしないですが、面白い事は面白い。でも正直言って私はアルカノイドのほうが好みですね。


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