アイレムから発売されたコミカル時代活劇ゲーム、怪傑ヤンチャ丸。
純和風のキャラクターが独特の世界観を生み良い味出している。
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | アイレム |
ジャンル | アクション |
発売日 | 1987年10月2日 |
価格 | 5,500円 |
容量 | 2M |
ゲーム概要
1986年のアーケードの横スクロールアクションゲームのファミコン移植版。
プレイヤーは、忍者ヤンチャ丸になって像輪玄の一味に囚われた風鈴城のお姫様くるみ姫を救出を目指すストーリー。
ヤンチャ丸の武器は、ちりん流剣士に代々つたわる回転剣。
ボス以外だったらほとんど一撃で倒せる。ジャンプ時も空中で攻撃が可能。
一部ボスではボイスあり。
7つのステージをクリアして、くるみ姫を救出し像輪玄を倒す。
制限時間内でクリアできなかった時、谷や川に落ちてしまった時、敵や敵の攻撃に当たるとワンミス、残機を全て失うとゲームオーバー。
コントローラー操作
十字ボタン | 左右 移動 上 登る 下 しゃがむ |
Aボタン | ジャンプ |
Bボタン | 回転剣で攻撃 |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
ステージ構成
ラウンド | ボスとステージ内容 |
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1 | VS おたふく太郎 最初のラウンドは険しい山々に囲まれた山道。小高い丘や川を越えていくと、最後にはここのボス、おたふく太郎との対戦が待っている。 |
2 | VS 地蔵小僧 森、そして像輪玄の一味によって破壊しつくされた寺院がその舞台。この地を統べるのは地蔵小僧。木登り上手な黄ぎつね隊もくせ者だ。 |
3 | VS 増殖娘 目も眩むような崖、雲の浮かぶ空、そして古くなったつり橋。とてもバリエーション豊かなのがこのラウンドだ。紅一点の増殖娘がボス。 |
4 | VS おてもむかで 地下水によって侵されてできた鍾乳洞のラウンド。洞窟に特有の生物が出現し、ヤンチャ丸に襲いかかる。唯一おてもむかでは昆虫のボス。 |
5 | VS 説教和尚 竹やぶとお寺のラウンド。仏に仕える身でありながら、邪教に身を落とした説教和尚がボス。この和尚の“説教攻撃”は圧巻! |
6 | VS カブト武士 風鈴城の城壁が舞台。お堀を跳び越えたり、屋根をつたわったりと、なにしろ素早い身のこなしを試されるラウンドだ。カブト武士は強敵。 |
7 | VS 像輪玄 いよいよ戦いは風鈴城の中。ここまでくると敵も必死。ヤンチャ丸に総攻撃をしかけてくる。そして最後の大ボス、像輪玄との戦いが… |
BGM
ゲーム内容にマッチしたヤンチャ丸が飛び回るイメージの軽快でコミカルなBGMです。
やはり時代物らしく日本的な音階を使っている曲が多いようです。
ゲームレビュー
この怪傑ヤンチャ丸は、リアルタイムではプレイしていなくて比較的最近中古で入手してプレイしました。
ところでヤンチャ丸の容姿が何となくドラゴンボールの悟空に似ている気がするんだけど気のせい?
かなり難易度が高いのかな?と予想していましたが、意外にそうでもなく何度かやってみるとステージ1はクリアできました。
まあそれでも最初のステージ1から前後から敵が出現するし、ギリジャンが要求されて落ちたら一発アウトだし、結構難しいですけどね。あくまでもファミコンのアクションゲームにしてはそんなに難易度が高くないという程度です。
評価できる点
難易度がアイレムの他のソフトに比べて理不尽に難しくなく、キャラクターがコミカルでかわいいです。
武器の回転剣が個性的でボス以外はガンガン倒せるので爽快感があります。
マイナスな点
1987年の後半発売にしては、ちょっと古臭いタイプのオーソドックスなアクションゲームだったように思えます。
ジャンプが空中制御できないのがもどかしい。
独断評価チャート

まとめ
全体を通してあとちょっとで名作なのにアイレムらしい粗さがあって何だかスゴイ惜しい感じのゲームです。
名作とは言えないかも知れませんが、オーソドックスなアクションの良作と言えます。
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