おもちゃメーカーのTOMY(現タカラトミー)からスーパーファミコン向けに発売されたカードゲームUNOをテーマにしたゲームソフト、スーパーUNO。
何でスーパーが付いてるの?なんて聞かないで!当時のスーファミのソフトはそんなもんです。
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | TOMY |
ジャンル | テーブル |
発売日 | 1993年11月12日 |
価格 | 8,500円円 |
累計売上 | ?本 |
ゲーム概要
カードゲームUNOを基本に3つのモードで遊べる。
またルール説明もあるのでUNOが初めての人でも安心。
わいわいモード
総勢16名から好きなキャラクターを選択し、普通にUNOをプレイヤーを含めCOMと最大6キャラで対戦プレイするモード。
パートナーモード
2~3名の対人で遊ぶためのモード。
すごろくモード
プレイヤーを含めて4名でプレイするモード。
それぞれ4つの世界(緑の世界、黄色の世界、青の世界、赤の世界)があり、最後の城にいるボスにUNOで勝利するとゴール。
ゲーム途中でミニゲームもあり。パスワードを使ってコンティニューも可能。
ルール
プレイする際のルールを国際ルール、にほんルール、ローカルルールから選択ができる。
コントローラー操作
十字ボタン | カード選択。マジックハンド移動。 |
Aボタン | カード決定。山からカードを取る。 |
Bボタン | キャンセル、メニュー(UNO、チャレンジ他) |
Xボタン | マジックハンドを使わず山からカードを取る。 |
Yボタン | 使用しない。 |
LRボタン | L 手元のカードに〇を付ける。 |
セレクトボタン | 使用しない。 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
BGM
ファミリー向けっぽい楽しいBGMですが、妙に中毒性あり。
UNOになった時に流れるBGMにはちょっと焦らされるかも。
ゲームレビュー
当たり前の話ですが、やっぱりカードゲームは実際に人と遊ぶのが一番楽しいです。
普通に考えればUNOのカード自体が1.000円程度で買えるのに8,500円も出してスーファミのソフトを購入して遊ぶのは理解できない人もいるでしょう。
このスーパーUNOが発売された1990年前後って日本でUNOがかなりブームになっていた頃で、私も結構ハマっていました。
UNOは4人~6名程度で遊ぶのが一番楽しいのですが、学生じゃないとカードゲームの為になかなかそれだけの人数を揃える事は難しいですよね。
実際にカードゲームとしてUNOの楽しさを知った人が、お手軽に楽しめるテレビゲームとして本作が発売された背景がありそうです。
まず電源を入れると都会のビルディングが連なった背景が映し出されるのですが、これ初めて見た時、「いきなりバグった!?」と思いました。紛らわしいったらありゃしない。
プレイしてみて分かったのが自分が遊んでたUNOのルールと微妙に違うという事。
ワイルドカードを使うのに前のカードと同じ色のカードを持ってたらダメだったのか。
チャレンジ?そんなの言った事なかったなぁ。
それまで遊んでいたルールが、正式な国際ルールではなく、ローカルルールだったと初めて知りました。
評価できる点
ルール解説があるのでUNOのルールがよく分かっていない人には良いですね。
それから最大6人でプレイって当時としたら何気にすごいのかも。
マイナスな点
時代的に仕方がないとは言えグラフィックがショボイのと、キャラの個性が薄く流れ作業的にプレイが進みがち。
対人プレイした場合、手持ちのカードが丸見えなので全然楽しくない・・・
独断評価チャート
まとめ
このスーパーUNOというゲームソフト自体、情報がほとんどないし、忘れさられたゲームと言った感じですが、実際のカードゲーム同様に勝つまで続けたくなる中毒性があります。
ただUNOをテレビゲームで遊ぶだけなら後続のプレステやサターンでもありますが、すごろくモードのすごろく+UNOというのはこのスーパーUNOだけじゃないでしょうか。
桃鉄とUNOの合体作といった感じでなかなか楽しめます。
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