日本にまだ勢いがあった時代に発売されたスト2の愛称で知られる対戦格闘ゲームの代表作。
当時はまだ珍しかったメディアミックスでゲームファン以外にも知名度が高い作品。
機種 | スーパーファミコン |
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メーカー | カプコン |
ジャンル | 対戦格闘 |
発売日 | 1992年6月10日 |
価格 | 9,800円 |
容量 | 16MB |
売上 | 288万本 |
ゲーム概要
アーケードからスーパーファミコンに移植された2D対戦格闘ゲーム。
1本の制限時間は99カウント(66秒)3本勝負で5ラウンド目を最終ラウンドとし、勝者が先に進める。
コンピューターとの対戦では8段階のレベルから強さを選択可能。
キャラクター
- リュウ(日本)
- ケン(アメリカ)
- ブランカ(ブラジル)
- 春麗(中国)
- エドモンド本田(日本)
- ダルシム(インド)
- ザンギエフ(ソ連)
- ガイル(アメリカ)
十字ボタン | 上 ジャンプ 下 しゃがむ 前後 近づく、ガード |
Aボタン | 中キック |
Bボタン | 弱キック |
Xボタン | 中パンチ |
Yボタン | 弱パンチ |
Lボタン Rボタン | 強パンチ 強キック |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲーム開始、ゲームの一時中断・解除 |
BGM
タイトルはいかにもカプコンなBGMですね。国(キャラクター)ごとにBGMが用意されているのが良いですね。エンディングテーマまでそれぞれ用意されている懲りようです。
ゲーム本編では使われていませんが、1994年に公開されたアニメ映画のテーマソングとして篠原涼子が『恋しさと せつなさと 心強さと』をシングルリリースして200万枚の大ヒットとなりました。
攻略動画
ゲームレビュー
対戦格闘ゲームと言えばストリートファイターII、(以下スト2)ですが、発売された1992年というのは個人的にゲームをほとんどしなくなっていた時代だったのでリアルタイムではプレイしていませんでした。
だからこのキャラにハマってこの必殺技がとか、アーケードで誰と対戦したとか、その手のエピソードも思い入れも一切ありません。
にもかかわらずスト2のアニメ映画テーマソングだった『恋しさと せつなさと 心強さと』や登場キャラクターの最低限の情報は持っていて、いまだに印象の残っているのです。
何しろ日本国内だけでも288万本、全世界トータルで630万本を売り上げたカプコンのモンスターヒット作です。ひとつのゲームソフトがメディアミックスで社会現象にまでなるほどの過熱ぶりでした。
好きなキャラクターとかは特にないのですが、あえて言えばやっぱり技が出しやすい春麗かな。
他にもブランカとダルシムは果たして人間なのか?という疑問はありますが、まあそれは置いといて。
ストリートファイターシリーズと言えば本作ストリートファイターIIが圧倒的に有名ですが、前作にあたる初代アーケード版『ストリートファイター』は、ごく最近になってswitch版でプレイしました。
こちらはそれほどヒットしなかったのも分かるような結構普通の格闘ゲームですね。
評価できる点
スーファミ版では、アーケードではできなかった同キャラ対決ができるようになったり、技の強弱によってキャラクターの声の高さが変化する等、むしろ進化した部分もあります。
さてスト2が発売される事で一番ゲームファンが懸念した事が、同じカプコンから発売されたファイナルファイトのようにアーケード版からキャラが削られるのではないか?という点でした。しかしフタを開けてみれば一人のキャラも削られる事なくスーファミ版が発売されました。一番の成功の要因はこれじゃないでしょうか。
マイナスな点
スト2以前の対戦格闘ゲームのような単純明快さではなくキャラクター毎にコマンドを覚えて、ある程度は練習する必要があったので誰でもすぐに楽しめるゲームではありませんでした。
とにかく慣れるまで波動拳が当たらない!当たってもたいして威力がないのはショックでした。
独断評価チャート
まとめ
思い返してみるとスト2までは、アーケードゲームと家庭用ゲームには性能面で圧倒的な差があり、本格的なゲームを楽しむにはゲームセンターでという考えが一般的でしたが、スト2以降は、もうゲーセンに行かなくても本格的なゲームが家庭用で遊べるんだ!という考え方にゲーマーが変化するようになってきたように感じます。
イメージソングを歌った篠原涼子とテレビCMに春麗役で出演した水野美紀いう現在でも人気女優として活躍する2人がブレイクするきっかけだったのもスト2でした。ゲームファン以外にこれほど影響力があるゲームソフトというのはもう発売されないかも知れませんね、
スーファミではスト2のあと『ストリートファイターIIターボ』、さらに『スーパーストリートファイターII』とマイナーチェンジ版、派生作品が続々と発売されシリーズもハードを超えて続いています。
最新作は、おそらくさすがにこれが最後となるSwitch版ウルトラストリートファイターII ザ・ファイナルチャレンジャーズです。
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