熱血硬派くにおくんシリーズ第2作目でスポーツシリーズとしては1作目となるアーケードからのファミコン移植作品。ドッジボールという馴染のあるテーマが良かったのかこちらも前作に続きヒットした。
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | テクノスジャパン |
ジャンル | スポーツ |
発売日 | 1988年7月26日 |
価格 | 5,800円(税抜) |
容量 | 2MB |
ゲーム概要
ドッジボールをテーマにした架空のスポーツゲーム。
プレイヤーは、くにお率いる熱血高校ドッジボールチームを操作して世界大会で各国代表と競い合う。
くにおの体力は10で、ザコキャラの体力は4となっている。
ファミコン版は、アーケード版からメンバーが一人減少、ボイスやグラフィックの一部演出カットがされている。
クラブ活動のみマルチタップ対応。
コントローラー操作
十字ボタン | 移動 ※同じ方向に素早く2回押しでダッシュ |
Aボタン | パス、よける ※同時押しでジャンプ |
Bボタン | キャッチ、パスカット ※同時押しでジャンプ |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
BGM
さすが体育会系の血沸き肉躍るといった感じの熱血っぽいBGMですね。
対戦各国に合わせたお国柄が感じるBGMも聴いていて面白いし、バリエーションが多く全体的にクトリティも高いです。
攻略動画
ゲームレビュー
ユニークなツッパリ硬派ベルトスクロールアクションとして人気となった、くにおくんでしたが、第2弾はなぜかドッジボールでした。前作がある程度広い範囲でキャラクターが動けたのに対して本作では2画面分に横スクロールのみなので退化したととらえられても仕方がないところですが、見事にヒットしました。
名称はドッジボール、ドッヂボールどっちなんだい?問題がありますが、本作ではドッジボールと表記されています。
それにしても体力がなくなったキャラは昇天して天使になるってこれは死んだって事?それにしてもすごいスポーツだな。
世界大会の各国代表はお国柄が出ていて個性的です。中国チームのコートにある肖像画は毛沢東?アメリカチームのバックは自由の女神と思いっきりベタなんだけど分かりやすくて良い。
評価できる点
本作、熱血高校ドッジボール部に関しては日本人なら小学校の頃に誰でも経験があろうスポーツ、ドッジボールというテーマ選びの勝利ですね。普通スポーツシリーズなら野球かサッカーを選びがちだけど競技の経験だったら全然多い訳でそっちにはいかなかったのは正解だったのでしょう。
マイナスな点
一応、ドッジボールってなってますけど、体力が続く限り内野がいても良かったり、あと正確なルールは知らないけど人数も内野3人って事はないよね?って調べたら正式ルールでは12から20人だそうです。まあファミコンでその人数はどだい無理ですね。
どうやら本作で行っているのはドッジボールと呼ばれていても一般的なドッジボールとは似て非なるスポーツのようです。
独断評価チャート
まとめ
本作のヒットにより、単なるイロモノの一発屋に終わらなかったくにおくん熱血高校シリーズは、ドッジボールだけにとどまらずサッカー部、ホッケー部も発売されシリーズ化されていったのでした。
ところでamazonのカタログにはファミコン版のデータ情報がない?
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