ゼルダの伝説は記念すべき任天堂ディスクシステムの第1弾ソフト。
それまでのファミコンソフトに無かったフロッピーディスクシステムを導入してのステレオFM音源やAB両面による大容量の縦に8画面、横に16画面分のマップ実現などまさに夢が広がるディスクシステムでした。
- メーカーハード 任天堂ディスクシステム
- 発売 1986年 2月21日
- ジャンル アクションローププレイング
- 定価 : ディスク版2500円 ROM版 4800円
ゼルダの伝説のゲーム概要
ハイラル王国を守るために8つのトライフォースを集めて大魔王ガノンと戦い、ゼルダ姫を取り返すのが目的となります。
ゲームストーリー
遠い昔、世界がまだ混迷の時代―――
ハイラル地方にある小王国には、神秘の力を持つ“トライフォース”と呼ばれる黄金の三角形が、代々伝えられていた。
が、ある日、世界を闇と恐怖によって支配しようと企む大魔王ガノンが率いる魔の軍団がこの国に攻め込み、“力”のトライフォースを奪った。邪悪な支配を恐れた小王国の姫ゼルダは、もう1枚残された“知恵”のトライフォースを守るため、それを8つの小片に分け、各地に隠した。と同時に、最も信用のおける自分の乳母インパに、ガノンを倒してくれる勇気ある人物を探すよう命じ、密かに脱出させた。これを知ったガノンは怒り、姫を捕えてインパに追手を放った。
森を抜け山を越え、必死の逃走を続けたインパだが、ついに力尽き、ガノンの手下達に囲まれてしまった。絶体絶命!……と、その時である。一人の少年が現れ、巧みに手下達を混乱させ、インパを救い出したのだった。
彼の名はリンク。旅の途中でこの事態に出くわしたのだ。インパは彼に事の一部始終を話した。正義感に燃えるリンクは、姫の救出を決意したが、“力”のトライフォースを持つガノンに対抗するためには、ぜひとも“知恵”のトライフォースの小片を集め、完成させなくてはならない。さもなくば、ガノンの住む“デスマウンテン”に侵入することすらできないのだ。
果たしてリンクはカノンを倒し、姫を救うことができるだろうか。それは君の腕にかかっている。
コントローラー操作
十字キー: 移動
Aボタン: 剣での攻撃
Bボタン: 道具の使用
スタートボタン: 画面の切替
個性的な敵キャラ
ゼルダの伝説には、従来の倒し方では倒せない個性的な敵キャラクターが登場するのも大きな魅力。
- ゴーマ
- 巨大な目玉モンスター。矢で目玉を狙う。
- ドドンゴ
- 恐竜のようなモンスター。爆風で直接倒すか爆弾を食わせてからでないと攻撃が効かない。
- ポイルボイス
- 大きな耳が特徴のモンスター。コントローラー2のマイク機能で衝撃を与えると1発で倒せるが普通に戦うと手ごわい。
チャルメラバージョン
インスタントラーメン明星チャルメラの20周年を記念して行われた「チャルメラファミコンプレゼント」の景品として配布。
内容はゼルダの伝説と同じだがディスクのシール部分に『提供チャルメラ』と印刷されている。
BGM
BGMなどの音源がディスクシステム版は、FM音源ですが、ROM版は従来のファミコンのサウンドです。
実際に聞き比べてみるとROM版はディスクシステム版に比べてだいぶ音質が劣ります。
収録CDアルバム
ゼルダの伝説のBGMと言えばアイテムをゲットした時の分かりやすいBGMも気分を高揚させます。
BGM集
ゼルダの伝説の裏技
裏ゼルダ
名前をZELDAにすると一度魔王ガノンを倒した後にプレイできる裏ゼルダからスタート
ゲームレビュー
まずオープニングのステレオFM音源の質の高さに感動しました。
そして現在では当たり前のゲーム途中でセーブが出来る点というのは家庭用ゲームとしてはゼルダの伝説が最初でした。
ゲーム内容は、RPGと言うよりドルアーガの塔みたいにRPGの要素を取り入れたアクションゲームでしたが、その難易度が謎解きを含めて絶妙なさじ加減でした。
ゲームスタートしてすぐの洞窟に入ると「ヒトリデハキケンジャ コレヲ サズケヨウ」と剣をもらえる親切設定です。
経験値やレベルなどは、低年齢向けに意図的に無くしてアクションを重視したのが幸いして多くの年齢層に受け入れられました。
主人公のリンク以外にも住民がいてミンナニハ ナイショダヨとアイテムをくれたりする世界観が新鮮でした。
このゼルダの伝説シリーズは現在でも続くマリオとともに任天堂の代表的シリーズとなりました。
ディスクシステムの第一弾ソフトとして発売しましたが、後にはROM版も発売されました。
ゼルダの伝説1の動画
オープニング
攻略法&裏技
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