アーケードからファミコンへ移植された珍しい左にスクロールするシューティングゲーム。
ナムコのファミコン第18作目ソフト。
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | ナムコ |
ジャンル | シューティング |
発売日 | 1986年8年22日 |
価格 | 3,900円 |
容量 |
ゲーム概要
左スクロール式シューティングゲーム。全26ステージ構成。
1Pはレッドバロン、2Pはブルーマックスとなり2人同時プレイが可能。
宙返り中は無敵なのでミスにならない。また敵の攻撃を受けても十字キー上とABボタンを連打すると復活できる救済措置がある。

爆弾を拾って戦艦や基地のターゲットに落とした後でLAND HERE!と表示された地点に着陸するとステージクリア。エンディングあり。
敵や敵の攻撃物に接触、地上に墜落するとワンミス。ストックをすべて失うとゲームオーバー。
2コンの左下を押しながらスタートでコンティニュー可能。
コントローラー操作
十字ボタン | 移動 |
Aボタン | 宙返り、爆弾投下 |
Bボタン | 機銃発射 |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
BGM
動画はアーケード版です。
軍隊を連想させるマーチが基本ですが、コミカルで運動会みたいな楽しさもあります。
攻略動画
ゲームレビュー
スカイキッドは、同級生の友人が持っていて2人同時プレイでよく遊んだ思い出があります。
ナムコがまだ価格3,900円で頑張っていた時期のソフトでナムコの新作は購入しやすかったのです。
このゲームの特徴は宙返りができる点です。後ろから敵が出現しても宙返りをして回避して後ろに周って避けたりできます。しかも宙返り中は敵の攻撃が当たらないというメリットがあります。
しかし調子に乗って宙返りしまくると終わり際に敵に激突したり攻撃に当たったりとミスにも繋がりやすいのです。
序盤のうちは敵の攻撃もゆるいのでワイワイ言いながら楽しくプレイできるのですが、中盤以降は結構難易度が上がってきてちょっとしたミスが命取りとなるので徐々に気まずくなってきたりしてクリアはできなかったな。
2人同時プレイで仲が悪くなるってのはマリオブラザーズやアイスクライマー、ツインビーなんかと共通点ありますね。
鳥を擬人化したかわいいキャラクターですが、テーマはガチの戦争でかなり殺伐とした世界観です。
ゴール地点前まで応援してくれている恋人たちまで撃ち殺せちゃうんだもん。
このスカイキッド、ファミコン版はなかなか売っているのを見かけないので数十年プレイしていませんが、先日Switchでアーケード版をプレイしてみてあまりの記憶の中のイメージと違っていた難易度の高さに驚きました。
やはり本作も他のナムコ作品と同様にファミコン版は難易度を落としているのでしょうか?
評価できる点
左横スクロールのシューティングゲームって事だけでもかなりレアなのに2人同時プレイができるという点は非常にユニークでスカイキッド以外ちょっと思い浮かびません。他にあったのかな?
後は鬼畜気味の難易度をごまかすための?キャラクターと素晴らしいBGMですね。
マイナスな点
コンティニュー方法が2コンの左下を押しながらスタートボタンを押すというのは難易度の高さというよりも意地の悪ささえ感じます。
2コンを使うという事はやはり2人プレイが基本なんでしょうかね。
独断評価チャート

まとめ
見た目のかわいらしさに反して後半はなかなか手ごたえのある厳しいゲーム内容でした。やはり本作は2人プレイがおすすめです。
アーケード版が初代プレステの『ナムコミュージアム・アンコール』にも収録されていたし、最近ではSwtichでも遊べますが、ファミコン版のチープさも現在となっていはなかなか味わいがあります。
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