82年のアーケード版からの移植でナムコから発売されたファミコンソフト6作目の戦略的穴掘りゲーム。
画面はスクロールしないし敵キャラは2種類のみですが今でも十分楽しめます。
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | ナムコ |
ジャンル | アクション |
発売日 | ROM 1985年6月4日 書換専用 1990年7月20日/ |
価格 | 4,500円 |
累計売上 | ?本 |
ゲーム概要
サイドビュー画面固定式アクションゲーム。
タイトルである『ディグダグ-DIG-DUG』の語源は、英語の掘る(Dig)という意味とその過去形(Dug)から名付けられた。
主人公であるディグダグが、敵キャラクターから逃げたり、膨らまして破裂したり、岩を落としたりしながらステージクリアを目指す。
敵モンスター (ファイガー,プーカ) の倒し方は、モリで刺し膨らましてパンク(プクプクドカン)して倒すか、岩を落として潰すかの2通りある。
「戦略的穴掘りゲーム」というキャッチコピーが付けれれているように、むやみに穴を掘っているだけでなく、ある程度の戦略性が必要になってくる。
コントローラー操作
十字ボタン | ディグダグの移動 |
Aボタン | モリを投げる |
Bボタン | モリを投げる |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
得点
ステージ深くで倒したほうが高得点。
スコア | |
1段目 | 200点 |
2段目 | 300点 |
3段目 | 400点 |
4段目 | 500点 |
敵キャラクター
ファイガー
赤くて丸い形でゴーグル姿。ピョンピョン跳びはねる。
プーカ
羽のある緑色の竜。羽が白くなると、火を吐く前ぶれ。
ベジタブルターゲット
各面でボーナスがもらえるベジタブルターゲットは面ごとに異なる。
やり方は岩を2回落とすだけ。
BGM
ディグダグとモンスターが追いかけっこしているのが目に浮かぶような名BGM。
残りタイムが少なくなった時は思わず焦ってしまう!
収録サントラCD
ゲームレビュー
ディグダグって今考えると穴を掘って敵キャラを空気入れみたいな武器で脹らますという結構スプラッターな設定ですね。
このゲーセンでやりまくったなぁ。
同じナムコのパックマンをちょっと攻撃の自由度と複雑さを加えたような感じでしょうか。
評価できる点
当時としては珍しいアーケードとほぼ遜色がない移植でした。
初めてファミコンでプレイした時にほぼアーケードそのままに再現されていた事に感動しました。
当時のゲームは敵の倒し方が1種類しかないのが普通でしたが、ディグダグはポンプでふくらまして破裂させる以外にも岩を落として敵を倒す2種類があるのがこのゲームがなかなか飽きがこないポイントです。
マイナスな点
敵の倒しかたが子供の頃に経験がある人もいるかも知れませんが、カエルにストロー入れて膨らます残酷な遊びを連想させるややスプラッターな面もあります。
まとめ
基本はただ穴を掘って敵を倒すだけなのに戦略性が必要な奥の深いゲームですね。
ロム版からだいぶ遅れた1990年にはディスクシステム書換専用ソフトとしても発売されました。
この時代のナムコのゲームはキャラクター、BGMとも神がかっていますね。
本作の基本的なゲームシステムとキャラクターは次作のディグダグ2に引き継がれます。
完全に後付けですが、ディグダグの本当の名前はホリ ・ タイゾウでプレイステーションで発売された『バラデューク』の主人公のトビ・マスヨの夫であり『ミスタードリラー』の主人公ホリ・ススムの父であるという設定だそうです。
ディグダグの動画
100面クリア
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