コーエーの三國志の歴史シミュレーションゲームシリーズの中でも初期の名作と名高い3作目。
本作が後のシリーズの原型になっている部分が多くシンプルながら完成度が高い。
機種 | メガドライブ スーパーファミコン |
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メーカー | コーエー |
ジャンル | シミュレーション |
発売日 | 1992年11月8日 |
価格 | 14,800円(税別) |
容量 |
ゲーム概要
ターン制、歴史シミュレーションゲーム。
都市と都市の間には小説やマンガでも知られる『虎牢関』『五丈原』『赤壁』等の戦場があり、そこを制圧した勢力が有利になる。
登場武将数は全531名。
シナリオ
- 189年 霊帝没し董卓の暴政極まる(反董卓連合軍の結成)
- 194年 天下乱れ群雄全土に割拠す(群雄割拠、乱世再び)
- 201年 劉備雌伏し、新野に借城す(曹孟徳、覇道を往く)
- 208年 臥龍中原に舞い天下を望む(知謀の人、諸葛孔明)
- 221年 孫権独立し三国の鼎立成る(劉玄徳、蜀漢を建国)
- 235年 姜維、亡き孔明の志を継ぐ(三国鼎立崩壊の予兆)
十字ボタン | カーソル移動 |
Aボタン | コマンド決定 |
Bボタン | コマンドキャンセル |
Xボタン | コマンド決定 |
Yボタン | |
LRボタン | 使用しない |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始 |
BGM
メガドライブ版とスーファミ版だと違いはかなりあります。
やっぱり電子音楽の重厚感のあるメガドライブ版のほうが好きだな。
攻略動画
メガドライブ版を探しましたが、なかなか見つからないのでスーファミ版です。
ゲームレビュー
メガドライブ版の三國志3は、私が初めてプレイしたコーエーの三國志シリーズでした。
それだけに思い入れもかなりあります。
本作から内政の細分化、戦場での一騎打ち、都市ごとの太守制度などが始まり、その後のシリーズの礎となります。それだけに三國志3以降をプレイした後で2以前の作品をプレイすると物足りなさを感じてしまいます。
メガドライブ版とスーファミ版は同時発売だったのですが、全体的にクオリティがメガドライブ版のほうが上です。だからだいぶ昔にメガドライブ版三國志3を手放して最近になってスーファミ版をプレイしたら『これじゃない感』が強かったのです。
比較的複雑なゲームなので、現在なら攻略法を調べてプレイする事も出来ますが、当時はネットがない時代だった為『三國志3ハンドブック』っていう攻略本も買ってしまい、まんまとコーエー商法に乗ってしまいました。
その後、前後編に分けたり、パワーアップキットを後から別売りしたりとやりたい放題になっていきます。
評価できる点
三國志3から本格的に始まった一騎打ち。
武力次第で決着が付く非常に単純なものですが、勝利すると相手の軍勢すべてを手に入れられるので盛り上がります。
ちなみに三國志最強武将と言われる呂布の武力は100ですが、マスクデータでもっと高く設定してあるそうです。
マイナスな点
一番の不満点は太守が『軍師』か『将軍』でなければ都市が強制的に委任状態になってしまう点です。
コンピューター任せになるのでプレイヤーの意志が反映されなくなってしまいます。
文官は内政系、武官は軍事系のコマンドのみしか実行できないのも不便。
中途半端な能力の武官は使い道に困るので長期で内政ができる文官にするしか使い道がないです。
独断評価チャート
まとめ
初心者がプレイする初めてのコーエー三國志シリーズとして最適なタイトルだと思いますが、2024年現在プレステ版はプレミア価格、ゲームアーカイブもなし、メガドラ版、メガCD盤が収録されているメガドライブミニもプレミア価格と名作なのに不遇のタイトルです。
スマホアプリは画面小さいのに1.200円もするし、おすすめはメガドライブ版だけど安価に中古で遊ぶにはやっぱりスーファミ版で遊ぶしかない?
三國志III | ゲーム | 中古・新品通販の駿河屋
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