す~ぱ~ぷよぷよ【SFC】シンプルな初代アレンジ版

す~ぱ~ぷよぷよ スーパーファミコン

ゆるいキャラの漫才のようなやり取りがウケてヒットした人気落ち物パズルゲーム初代ぷよぷよアレンジ版。基本的なシステムはすでに出来上がっている。

機種スーパーファミコン
メーカーバンプレスト
コンパイル
ジャンルパズル
発売日1993年12月10日
価格8,200円(税抜)
売上170万本
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ゲーム概要

落ち物パズルゲーム。

『ぷよ』と呼ばれるなぞのキャラクターを縦か横に4つ並べて連鎖させて消していく。
1度に連続で消せる連鎖させることで高得点を狙える。

対コンピューターと対人プレイが可能。

ひとりでぷよぷよ

コンピューターと対戦する1P専用モード。
難易度を「やさしい」、「ふつう」、「むずい」の3つから選択する。

やさしい

全3ステージの練習モードで、ぷよの色も4色限定となっている。

ふつう

全13ステージを勝ち抜くメインモード。ぷよの色は5色に増える。

むずい

「ふつう」の第4ステージから開始する上級者モード。

ゲームクリア

対戦相手の画面上までぷよを積みあがらせたら勝利。

ゲームオーバー

プレイヤーの画面上までぷよが積みあがったら敗北。

十字ボタンぷよを左、右に移動、落下
Aボタンぷよを右回転させる
Bボタンぷよを左回転させる
Xボタン
Yボタン
LRボタン
セレクトボタンゲームモード選択
スタートボタンゲームの開始、一時中断・解除

BGM

クラシックからラテン、ハードロック、音頭までこれだけバリエーションに富んでクオリティーが高いBGMが収録されていたのは驚異的です。

[BGM] [SFC] す~ぱ~ぷよぷよ [Puyo Puyo]

攻略動画

【SFC】す~ぱ~ぷよぷよ【エンディングまで】

ゲームレビュー

ぷよぷよは、もともとはテトリスにインスパイアされて生まれたゲームで最初にディスクシステムとMSX2版で発売されました。こちらは発売がディスクシステム後期だったのでマイナーな存在でした。現在では入手困難となっており私もこちらは未プレイです。

似たような落ち物パズルに『コラムス』がありますが、実はぷよぷよよりも先に発売されていました。しかし今や完全に人気、知名度ともにぷよぷよのほうが上になっています。

ちなみに初代の販売元は徳間書店、スーファミ版はバンダイ系のバンプレスト、その後は制作したコンパイル、コンパイルが経営破綻後はコンパイルハートが販売元となっています。ややこしいですね。

その初代ぷよぷよをアレンジしてスーパーファミコン向けに発売されたのが本作す~ぱ~ぷよぷよとなります。
内容的には初代とほぼ一緒のアレンジ版ですが、タイトルに『す~ぱ~』が付けられているのは、当時のゲームタイトルのファミコン移植版ほとんどに付けられていたので深い意味はないのでしょう。

ぷよぷよみたいなパズルゲームならスーファミのスペックでも十分なんですよね。
後続のシリーズはグラフィックや演出が向上していきますが、基本は同じです。

主人公アルル・ナジャを中心とする、ゆるーいゲーム前の漫才のような寸劇はすでに導入されており、主要キャラクターの多くも登場しています。

ぷよぷよの代名詞である連鎖はもちろんありますが、相殺機能がまだありません。

評価できる点

ぷよぷよ以前の落ち物パズルゲームとの大きな違いは、キャラクターの魅力です。パズル+アニメ系キャラクターによる演出でただのパズルゲームに収まらないキャラゲーとしての側面があります。
主人公のアルル以外のライバルキャラクター達も実に個性的で魅力があります。

そしてコラムス同様に画面を縦に分割して対戦ができるというのも人気が出た大きな要因でしょう。
友人、家族と2P対戦しても良し、コンピューターと対戦しても十分に楽しめます。

マイナスな点

ゲーム前の寸劇の演出があっさりしていたり、相殺がないのもちょっと物足りない感じがします。

独断評価チャート

す~ぱ~ぷよぷよ評価チャート

まとめ

その後のシリーズのほうが、演出やシステムが洗練されているのでわざわざスーファミでぷよぷよを遊ぶたい人は少数派でしょう。
ただテトリスを原型としているとは言え、日本では完全に落ち物パズルの本家的な位置付けのゲームとなっている作品の初代として価値を見いだせればす~ぱ~ぷよぷよをプレイしてみるのも良いでしょう。

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