1990年に発売され一世を風靡したスーパーファミコンも完全にレトロゲームハードとなりました。
当時は最新だったS端子も現在のモニターには装備していない事がほとんど。
とはいえAV端子では画面がボヤケ気味で遊ぶには厳しいのでHDMI化する方法を探ってみました。
HDMIコンバーターを使う
今回、あらたに購入して試してみたのがスーファミ本体に従来のAVケーブルに替えてHDMIコンバーターを取り付ける方法です。
こちらの製品を購入しました。スーファミだけじゃなく同じ規格のゲームキューブと64にも対応しています。(私はそれらのハードを持っていないので使っていません)
私のテレビは2009年製と古いのでS端子がありますが、この手のゲームコンバーターにしては割安だったので試しに購入してみました。
パッケージはこんな感じ。
内容物はこんな感じです。
一応、USB toマイクロUSBケーブルが予備電源として付属していますが、あくまでも動作が不安定な場合用で基本的に単独で動作します。
スイッチが2つ付いていて画質を720pと480p、画面比率を16対9と4対3にお好みで変更が可能です。
画質は?
かんじんな画質ですが、うーんまあコンポジットより輪郭がはっきりするだけマシかな?って程度。
とてもじゃないけどHDMI画質ではないし、S端子にも劣るほどで斜めに薄くノイズが入っているのも気になりました。
うーんノイズが入らないだけコンポジットのほうがマシかも知れない。
画質の切り替えはもとがもとだけに720pと480pどっちがどっちか分からないくらい見分けがつきませんでした。あんまり意味ないかも。
こちらが画面比率をスーファミ従来の4対3にした画像です。
こっちのほうがアラが目立たないかな?
問題点
HDMI端子が異常に硬くて取り外しに苦労しました。ちょっと力を入れて引っ張ったら端子が飛び出てきて外れてしまいました。もろすぎる!
ファミコンへの流用はできる?
気になるのが、画質はともかくとしてスーファミで一応HDMI出力できたのでファミコンでもできるのでは?という点です。NEWファミコンでやってみました。
その結果は、音声が出力できても映像は出力できず。やっぱり使い回しはできないのでスーファミから64までの任天堂ハード専用HDMIコンバーターのようです。
HDMI対応の互換機を使う
こちらの方法は、スーパーファミコン自体をHDMI化するというよりもソフトのほうをHDMI化してり、最初からHDMI対応したハードで出力する方法です。
スーファミでも互換機は色々発売されていますが、HDMI出力に対応した互換機を購入すればHDMI化完了です。
個人的にはゲームデータを本体にインストールしてからHDMI出力するレトロフリークが一番おすすめです。
それ以外のタイプは、従来どおりにカセットを挿してHDMI出力する互換機です。
色々と発売されていますのでこちらでまとめて紹介しています。
まとめ
今回購入したスーパーファミコン用のHDMIコンバーターは、画質がイマイチで耐久性にも問題ありのがっかりものでした。モニターにAV端子もS端子もなく、どうしてもスーファミ実機で画質が悪くても遊びたい人以外にはおすすめできません。
ちょっと値は張りますが、レトロフリークかHDMI出力のスーファミ互換機のほうが接続がかんたんで画質も良いのでおすすめです。
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