スーパーマリオブラザーズ2は、ディスクシステムで発売されたディスクライター累計書き換え回数第1位を記録した大ヒット作でスーパーマリオの続編。
前作で物足りなかった人の為の上級者用という位置付けだったが、難易度上げ過ぎた?
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | 任天堂 |
ジャンル | アクション |
発売日 | 1986年7月30日 |
価格 | 2,600円 |
累計売上 | 265万本 |
ゲーム概要
基本的なゲームシステムは前作そのままに難易度を大幅にアップされている横スクロールアクションゲーム。
コントローラー操作
十字ボタン | マリオの移動 |
Aボタン | ジャンプ |
Bボタン | ファイアボール、Bダッシュ |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
マリオとルイージの差
本作より初めてマリオとルイージの能力差が設定された。
マリオはジャンプ力がルイージより劣るが、コントロールがしやすい。
反対にルイージは、マリオよりもジャンプ力があるが、コントロールがしにくい能力差がある。
スーパージャンプ台
マリオがジャンプしたらしばらく落ちてこないスーパージャンプ台。
ステージによっては強風が吹いて空中の制御がさらに困難になる。
トラップの数々
- 取るとワンミスになるアイテム、毒キノコ
- 以前クリアしたステージに戻される逆ワープ
- Bダッシュを阻む段差
- マリオが土管に接していても出現するパックンフラワー(赤)
BGM
基本的に前作スーパーマリオのBGMの使い回しです。
2独自のBGMってあったっけ?
攻略動画
ゲームレビュー
現在ではNewスーパーマリオブラザーズ2なんてのも発売されていますが、こちらはレトロゲームのただのスーパーマリオブラザーズ2です。
もともとはディスクシステムで発売されたので大ヒットした前作スーパーマリオブラザーズに比べてかなりマイナーな位置付けのゲームです。
このゲームで話題になるのが度を越した意地悪なトラップの数々です。
まずスタートして間もないワールド1-1で前作ではなかった毒キノコが出現します。
何の気なしに取ってしまうとあっと言う間にワンミスとなってしまいます。
ワールド1-2ではBジャンプを阻む不自然な段差がありギリジャンを求められます。
さらにワールド1-3では、なぜか水中の敵キャラであるゲッソーが空中を浮かんで攻めてくる!
だけどゲッソーは、チビマリオで一番下の段にいると当たらないんだよね!と避難していると・・・
普通にやられてしまいました。
他にも最後のポールジャンプで末尾6秒にクリアしても花火が出なかったりと前作での攻略法や常識が通用しない箇所も多くなっています。
極みつけはこれまで苦労してクリアしてきた元のワールドに戻される逆戻りワープです。
スーパーマリオの場合は、一度スクロールした画面はバックできないのでワールド1に戻る土管が出現した時点でプレイヤーは泣く泣く逆戻りするしかありません。
評価できる点
基本システムは前作と同様なので、クリアできた人ならBダッシュ、無限1UP等のお約束も含めて名作の続編として十分に楽しめます。
マイナスな点
発売当時の一番の問題点はセーブができないという点でしたが、その後に発売されたスーパーファミコンのスーパーマリオコレクションやバーチャルコンソール版ではセーブが可能となっています。
独断評価チャート
まとめ
このスーパーマリオブラザーズ2は、あくまでも基本であるスーパーマリオブラザーズをクリアした人向けのゲームです。
全体的に意地悪なトラップが多く万人向けだった前作とは逆のマニア向け仕様です。
それでも決して無理ゲーではなく、何度もトライすればギリギリでクリアできる難易度になっているのはさすが任天堂クオリティです。
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