スターフォースと言えば、ハドソンの広報担当だった高橋名人を一躍有名にした、ひたすら連射!連射!をしまくる名作シューティングゲーム。
ゼビウスの地上用のミサイルという新しい価値観をあえて無視した空中、地上兼用スタービームでの攻撃の単純明快さと爽快感は何年経っても変わりません!
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | ハドソン |
ジャンル | シューティング |
発売日 | 1985年6月25日 |
価格 | 4,900円 |
容量 |
ひたすら連射しまくる爽快名作シューティング
縦スクロール、シューティングゲーム。
テクモがオリジナルのアーケードゲームのファミコン移植版。
ファイナルスターの武器であるスタービームは地上、空中を問わず両翼から発射され、どんな敵キャラクターでも破壊可能。
コントローラー操作
十字ボタン | 移動 |
Aボタン | ショット |
Bボタン | ショット |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
ラリオス
まず合図としてフェラーが出現した後にBGMが変わり、登場するのが超磁力合体浮遊要塞ラリオスです。
上から赤く光るコア(中心)が出現し、八方からパーツが集まって合体して大型要塞になるまでの1秒間でスタービームを8発撃ちこめば破壊可能です。
このラリオスを合体前に倒すには最低でも1秒間に8連射が必要なので、倒せたプレイヤーにとっては軽いステータスでした。
ラリオスを倒すと今度はカルデロンが出現して倒すと仲間のパーサーが解放されて合体してスピードと連射速度が1.5倍にUPします。この流れは非常に良くできていますね。
エリアターゲット
エリアの終わりに出現するのがボスのエリアターゲット。
多くの敵を倒すほど出現するポイントが近くなり、クリアが早くなります。
ラスボス? クレオパトラ(ゴーデス)
エンディングらしいものはないゲームですが、一応、浮遊大陸ゴーデスを破壊するのが最終目的だからと探してみてもクレオパトラはなかなか見つけにくい場所にあります。
しかもスタービームを8発当てないと出現しません。さらにそこから8発命中させるとやっと破壊ができます。
BGM
メインBGMのテクノ的で無機質なベースラインが単純だけどカッコいいですね。
カルデロン登場からパーサーと合体したパワーアップ時のBGMは盛り上がります。
スターフォースの裏技
無敵コマンド
コントローラーⅠとⅡの十字ボタン左上を同時に押さえ両方のABボタンを押しながらスタートする。
ファミコンロッキーの裏技検証
ゲームレビュー
スターフォースは、ハドソンの夏の全国ゲームキャラバン の記念すべき第一回公式認定ソフトでした。
このソフトで高橋名人にあこがれてジョイスティックで連射の練習をしまくる少年が続出しましたね。
そんな意味でも非常に思い入れのあるソフトです。
もしかしたら一番熱心にプレイしたファミコンソフトがこのスターフォースだったかも知れない。
少し前に発売されたゼビウスとの大きな違いは、地上と空中の区別がなく連射出来るのと味方機「パーサー」と合体すると連射が可能になりスピードが1.5倍になる点です。
無敵コマンドを使って最後のゴーデス(クレオパトラ)を探しまくったあげく100万点を取った時にあまりにあっさりだったので「え、あれがゴーデスだったの?」て感じでした。
評価できる点
ファミコン初期ならではの細かい事は考えないでひたすら連射する単純明快な爽快感があります。
マイナスな点
ボスであるエリアターゲットが弱すぎて物足りないのと大人になってプレイしてみると視力の低下でステージ地上のシルバーとスタービームの色である白が重なるとかなり見難くかったです。
独断評価チャート
まとめ
これほど単純明快で誰でも楽しめるゲームはなかなかありません。
ゲームの出来という意味では次作の『スターソルジャー』のほうが上ですが、よりシンプルに楽しめるのはスターフォースです。
反面、そのシンプルさが飽きやすさにもなっています。
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