1993年発売当時の新日本プロレス所属レスラーが実名で登場する公認プロレスゲーム。
レスラーの動きがややぎこちないが、特徴はとらえておりファンなら充分に楽しめるクオリティがある。
| 機種 | スーパーファミコン |
|---|---|
| メーカー | バリエ |
| ジャンル | スポーツ |
| 発売日 | 1993年09月14日 |
| 価格 | 9,800円（税抜） |
| 容量 | 16MB |
新日本プロレスリング超戦士 IN 闘強導夢ゲーム概要
2Dサイドビュープロレスゲーム。
画面上部にあるパワーゲージが溜まるほど技の威力が増していき赤くなると必殺技が使える。
当時社長だった坂口征二が選手の技などを監修。登場レスラーは合計10名。
- アントニオ猪木
- 長州力
- 藤波辰爾
- 橋本真也
- 獣神サンダー・ライガー
- 武藤敬司（グレートムタ）
- スコット・ノートン
- ビッグバン・ベイダー
- スーパー・ストロング・マシン
- 越中詩郎
G1 CLIMAX
強豪9選手を相手に闘う1対1の勝ち抜きモード。
V.S.BATTLE
2プレイヤーと行う対戦モード。
相手選手の体力を奪いフォールして3カウントで勝利。
相手選手に体力を奪われフォールされ3カウントで敗北。
コントローラー操作
※通常時、組み、ダッシュ、ダウン時で、それぞれA、B、Yボタンで攻撃
| 十字ボタン | 移動、ダッシュ |
| Aボタン | 攻撃 |
| Bボタン | 攻撃 |
| Xボタン | 組む、リングを出る/戻る、ロープに振る |
| Yボタン | 必殺技（パワーゲージが赤い時） |
| LRボタン | フォール |
| セレクトボタン | ゲームモード選択 |
| スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
BGM
プロレスのBGMについては詳しくありませんが、選手BGMの一部が使われているのかも？
全体的にクオリティが高くバリエーションも豊富です。
攻略動画
ゲームレビュー
私は特別プロレスファンでも何でもないのですが、プロレス系のレトロゲームは比較的安価で入手しやすいのもあって今回は以前紹介した全日本プロレスに続き、新日本プロレスのスーファミソフトの紹介となります。
新日本プロレスと言ってもすでにアントニオ猪木が社長の時代ではなく俳優の坂口憲二の父ちゃん坂口征二が社長の時代ですね。
タイトルになっている『新日本プロレス 超戦士IN闘強導夢大会』というのは実際に1992年に行われたイベントが元になっているそうです。ちなみに闘強導夢の読み方は東京ドームです。
レスラーの動き自体は以前紹介した全日本プロレスのゲームのほうが良い出来ですね。
ウェブ上でも説明書が見つからなかった為に細かい操作方法は不明ですが、イージーモードにしてテキトーに技を掛けていたらそれなりに楽しめました。
ノーマルだと難し過ぎて全然勝てなかったのですが、イージーにすると途端に技が掛かりやすくなります。
評価できる点
スーファミのスポーツゲームにしてはキャラがデカイし、文字もデカく読みやすいです。
当時のレスラー達の特徴を良くとらえているグラフィックと動きが見ていて楽しい。
レスラーの中に橋本真也や悪役時代の武藤敬司がグレートムタとして登場する今となってはレアなゲームですね。
マイナスな点
初代という事もあってかレスラーの動きがどこかぎこちなくカクカクしています。
スピード感もあまりないのですが、微妙な間ができるのがかえってプロレスっぽいような気もします。
あと技のバリエーションが少ないです。
独断評価チャート
まとめ
最初はたいして興味なかったのですが、イージーモードで対戦してみるとあれ？このゲーム結構面白いな！と気付きました。
当時の新日本プロレスのレスラーを知っている人なら楽しめるのではないでしょうか。
この新日本プロレスのゲームシリーズは、それなりに好評だったらしくスーファミ以降もプレステ、ドリキャスと続いていきます。
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