農民の一揆(いっき)をテーマにした異色中の異色アクションゲーム。
その操作性の悪さとゲームバランスはファミコン歴史上に残る伝説的な名作クソゲー。
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | サンソフト |
ジャンル | アクション |
発売日 | 1985年11月27日 |
価格 | 4,900円 |
容量 | 192K |
ゲーム概要
トップビュー、2人同時プレイ可能な8方向任意スクロール式アクションゲーム。
プレイヤーは主人公である農民『権べ』と『田吾』を操り、悪代官の手下の忍者と戦いながらステージ中の小判を8枚拾うとステージクリア。
田園地帯から、お墓・池、代官屋敷の塀、そして屋敷の内部への全4面構成。
『権べ』と『田吾』は、家や塀などにはさまれると、しばらく消えてしまう。
また腰元や妖怪につかまるとしばらく動けなかったり、カマが投げられなってしまう。
アイテムと武器
敵を倒すだめの武器は、基本的に草刈りのカマだけだが、道中にある竹ヤリ、大根、葉っぱなどを拾うと、『権べ』と『田吾』がパワーアップする。(一部パワーダウン?)
- 竹やり:一定時間上部を攻撃できるが横からの攻撃に弱い。
- 大根:足が速くなる。
- 巻物:1UP
- 煙:ステージクリア後にボーナスステージに行ける。
- 葉っぱ:一定時間分身して敵の攻撃を受けない。
スコア
- 黒い忍者…100点
- 竹ヤリを使った時…500点
- 赤い忍者…200点
- 竹ヤリを使った時…500点
- 小判を拾う…200点
- 代官をつかまえる…1000点
- チャレンジ・ステージ
- オニギリ…100点 10個以上拾った時のボーナス…5000点
BGM
オープニングとボーナスステージのインパクトと軽快感はファミコン史上に残る名曲。
メインBGMは和風でありながらこれから一揆をおこす緊張感もあります。
収録サントラCD
いっきの裏技
無敵
3面の塀の角で左を押しながら鎌を投げ続ける。
敵にやられたBGMを消す
敵にやられた後にスタートボタンを押してポーズをかける。
再びスタートボタンを押してポーズ解除する。
ゲームレビュー
いっきは、アーケード版を元にファミコン版が制作されました。
アーケード版は、結構プレイしていてかなりお気に入りのゲームでした。
こちらがアーケード版です。
非常に期待していたのですが、ファミコン版には裏切られました。
まあこのゲームにはツッコミどころが満載ですがね。
なんでたった二人で一揆なんだとか、アイテムの竹やりを取ると逆に弱くなったりとか、なんで畑で忍者と戦うんだとか、最終ステージなのに屋敷で悪代官倒さないのかよ?とかそのツッコミどころが返って微笑ましく感じます。
評価できる点
当時のゲームとしては斬新な8方向好きな場所に移動できる純和風アクションゲームというアイディアは評価できます。
マイナスな点
アーケード版の右下に表示されていたラリーX風のマップには小判の位置が分かるレーダーがあって、これに従って小判を集めるのがこのゲーム最大の楽しさでした。
このゲームの醍醐味である機能がファミコン版ではきれいさっぱり無くなってしまいました。
さらにアーケード版ではサクサク進む爽快感あった操作性もファミコン版ではカクカクとぎこちなく感じます。
独断評価チャート
まとめ
ファミコン版の移植は、アーケード版に比べて超絶劣化と操作性の悪さ、全体的な訳のわからなさがクソゲー界を代表するソフトとなりました。
全4面しなないのですぐに飽きること受けあいですが、2020年代に入ってもオンラインゲーム、『いっき団結』がリリースされたりと末永く愛され続けるクソゲーです。
いっきの攻略動画
いっき おんらいん(PS3用)
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