ファイナルファンタジーシリーズ9作目であり初代プレステでのラストタイトルでオリジナル版はディスク4枚に及ぶ大作。2000年「ザ・プレイステーション・オブ・ザ・イヤー」第1位受賞作品。
| 機種 | プレイステーション |
|---|---|
| メーカー | スクウェア |
| ジャンル | RPG |
| 発売日 | 2000年7月9日 |
| 価格 | 7,800円(税抜) |
| 容量 | CD-ROM×4 |
ゲーム概要

コマンド入力式RPG、戦闘はリアルタイム、ターン制で選択が可能。
原点回帰をテーマとして初期FFを思わせる4等身キャラクターデザイン、複雑さを排除してシンプルに徹したアビリティシステムなど、FFシリーズ初心者にも受け入れやすい作品となっている。
イメージイラストを『VI』以来となる天野喜孝が担当。
ラスボスを倒しアレクサンドリアに平和を取り戻すとエンディング。
パーティーメンバー全員が戦闘不能になるとゲームオーバー。
以前セーブした地点からやり直し。
アクティブタイムイベントシステム
略してATE。操作キャラクター以外のキャラクターが同時期に何をしているかが分かるイベント。選択によっては見られないイベントもある。
アビリティシステム
FF9戦闘のメインとなるシステム。
アイテムを装備する事によってキャラクター特有のアビリティが収録できる。
BGM
FFシリーズの作曲家として知られる植松伸夫が丁寧に細部までこだわった楽曲が輝いています。
挿入歌は白鳥英美子による『Melodies Of Life』です。
25周年記念 スペシャルムービー
ゲームレビュー
ファイナルファンタジーⅨ(FF9)は2000年発売だそうで「もうそんなに経ったのか・・・」って感じです。当時私はあれほど熱中したテレビゲームをすっかりプレイしなくなっていました。
ファイナルファンタジーⅨの発売を知っても「ああそうなんだ」って感じでスルーしていました。
その後、だいぶ時間が経過してブックオフで298円とかで販売していたので思わず購入したのですが、時間ときっかけがなく放置したままでした。
最近になりリマスター版がダウンロード販売されている事を知り、1.000円ちょっとでPS4でダウンロード購入して25年越しにプレイできました。
何で中古ソフトを持っているのにダウンロード版を購入したかと言うとムービーや画像がかなりきれいになっている点とオートセーブ対応だからです。
昔のゲームって結構不親切でちょうど良い場面でセーブできなかったりするじゃないですか?オートセーブだったらその心配はないし、ディスク入れ替える手間もロード時間も短縮できるしって事でやっと始める思い切りが付きました。
オープニング映像を観ると、さすが当時の最高クオリティのCGですね。キャラクターの動きとかはディズニーに影響されているのかなと言った印象を受けます。
盗賊がお姫様を誘拐するってストーリーは『ルパン三世カリオストロの城』が元ネタかな。
物語は小説や絵本のように章仕立てになっており、映画のようなFF7とは趣がまったく異なります。
クリアだけを目指すなら他のRPG同様に40時間程度あれば良さそうですが、隠れボスとかアイテム集めとか寄り道にハマってしまうといくら時間があっても足らないくらいです。
主人公ジタン
ネーミングの元は当時人気だったサッカー選手のジダンあたりだろうか?
それなりに経歴があり言動も含めて年齢が16歳ってのは無理があり過ぎ。それに現実社会では16歳の小僧(ジタン)をリーダーに32歳の社会人(スタイナー)が指示に従うなんてまずありえないから、そういう意味でもファンタジーかな。
FF7、8と主人公が中二病的な社会不適合者キャラだった反動から常にポジティブな陽キャになったと推測。でもそんな奴は盗賊なんてならないって。
エンディング含めてこの世界があまりにも主人公に都合が良過ぎる気もしますが、大抵のマンガや映画もこんなもんなんで目をつぶります。
評価できる点
シナリオは一本道ながら、他の多くのFFシリーズのように何だかよく分からないまま進行していき、クリアした後はほとんど覚えていないような薄っぺらさが少なく、ちゃんとしたストーリーと生きるという大きなテーマがあります。
その他にも縄跳び、ここほれ!チョコボのアイテム探し、カエル獲り等さまざまなミニゲームによるやりこみ要素があって、いくらでも寄り道ができます。
主人公とヒロイン以外のキャラクターは、それまでのFFシリーズの黒魔術師の姿そのままの影の主役とも言える少年魔法使いビビ、ネズミ族の女竜騎士フライヤ、ルパン三世の銭形警部を連想させるガーネット姫の護衛アルバート、シリーズ最年少キャラ?マスコット的な小さな召喚士エーコ等、脇を固めるキャラが立っています。
マイナスな点
序盤は難易度のバランスが微妙でうっかりすると全滅もありますが、後半にいくに従って難易度が下がっていくのでバランスが悪く感じます。
また戦闘のテンポが悪く結構前に出したコマンドが「まだ動かないの?」ってくらい遅く感じる事もしばしがありました。
キャラクターでは主人公のジタンは、ドラゴンボールの悟空とルパン三世を足してそれまでの少年マンガ主人公の性格で割ったような平均的で当たり障りのないキャラクターだし、ヒロインのガーネットは、ドラえもんのしずかちゃんのような典型的な少年マンガのヒロイン像そのもので目新しさがなく魅力に欠けます。
独断評価チャート
まとめ
最初はどうなのかな?って半信半疑で始めましたが、気づいたら80時間以上プレイしており、エンディング目前になって「もう終わりなのか?」って感じですっかりハマっていました。
クリアのみを目指すなら効率良くプレイしてそんなに時間は掛からない反面、じっくりプレイしたい人には100時間でも遊べます。
結局、何だかんだ言ってFF7に次ぐ好きなFFシリーズタイトルになりました。
オートセーブにだいぶ助けられたのでこれから遊ぶ人にはやはりダウンロード版がおすすめです。




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