ファミコンで遊ぶのに絶対に必要なものが電源を供給するACアダプターです。
しかし、任天堂の純正品はとっくに生産終了となっています。
従って、もし無くしたり壊れたりしたら新品の純正品は購入できません。
その他にも、ちょっと気になる部分があったので今回は複数の互換品のACアダプターを購入して比較してみました。
純正品は諦めて互換品で代用する理由
新品の純正品が入手できない以上、中古で探すというのが常套手段ですが、今回はある理由から新品の互換品で代用しようと考えました。
その理由とは、純正品のファミコンACアダプターはやたらデカイという事です。
私は多くのレトロゲームの電源をタコ足でまとめているのですが、ファミコンのACアダプターは横幅が広いので他のコンセントに干渉してしまってジャマに感じていました。
まだ壊れてはいませんが、長年ファミコンとディスクシステム、スーファミで使いまわしていて1980年代前半に製造された製品というのもあり、いつ故障してもおかしくはないので互換品を探してみました。
ちなみにファミコンのACアダプターの規格は以下のようになっており、これと同じたったら代用できるはずです。
電圧 | |
入力 | AC100V~240V |
出力 | DC10V~850mA |
最近の互換品はコンパクトで省スペース
Amazonで探してみると、いくつかのメーカーでファミコン用の互換ACアダプターを発売していましたが、目についたのはアンサー製とコロンバスサークル製でした。
この2つの商品は、送料込みで1,000円台とお手頃で純正品よりもかなり省スペースになるようです。
アンサー製
コロンバスサークルは、レトロゲーム互換機で知られたメーカーですが、アンサーってメーカーは知らないな?でもこっちのほうがレビューの数が多く50円ほど安かったので購入してみました。
これは確かに純正品に比べてコンパクトです。
純正品を右に置いて縦と横で比べてみれば一目瞭然。
そこで早速、互換ACアダプターをタコ足に差し込んでみたのですが、「あれ?ちょっと思ってたのと違う」って事になりました。
先ほどの横向きの画像を見てもらえば分かるとおり、アンサー製はコンセントの差し込みプラグが縦に並んでいる為、タコ足には端っこにしか挿せないので横幅の省スペースにならなかったのです。
確かに軽量化にはなりましたが、本来のタコ足の好きな場所に挿して使うという用途を考えると、やや不満が残りました。
差し込みプラグが縦挿しになるのでコンセントプラグに直接挿す場合には上下にある他のコンセントに干渉しないので使い方によっては便利です。
コロンバスサークル製
そこでこの際だからもうひとつのコロンバスサークル製の互換ACアダプターも購入してみました!
パッケージの裏には、ファミコンとスーファミだけじゃなく、メガドライブとPCエンジンにも対応していると書かれています。
規格が同じなのでこれらの機種はアンサー製でも使えると思います。
今度は互換アダプター同士、左のアンサー製と並べて見ました。
横幅はありますがコンセントの差し込みは横並びで厚みはコロンバスサークル製のほうが薄いです。
このコンパクトさだったらタコ足のどこに挿してもジャマにはなりません。
2つとも購入してみて自分が欲しかったファミコン互換ACアダプターは、コロンバスサークル製のほうがイメージに近かったと分かりました。
まとめ
今回試してみたアンサー製とコロンバスサークル製の互換ACアダプターは、いずれも日本製で品質も確かなものでした。
どっち道、ディスクシステムをプレイする時に2つアダプターが必要なので2つとも持っておく事にしました。
それ以外にもスーファミ、メガドライブ、PCエンジンにも使いまわす事ができるので1つあれば便利ですね。
コンセント直挿し派はアンサー製、タコ足派はコロンバスサークル製こがおすすめです。
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