パカパカパッション【PS】パート別に対戦する音ゲー

音ゲー

アーケード版からプレステに移植された地味ながら3作発売されたリズムゲーム、パカパカパッションシリーズの初代。
他の音ゲーとは一味違うマニアック趣向で難易度は高めだった。

機種プレイステーション
メーカーナムコ
ジャンルリズム
発売日1998年11月27日
価格6,380円
容量CD-ROM
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ゲーム概要

各ステージのテーマソングに合わせてボタンを押す対戦式リズムゲーム。全6ステージ構成。

曲のリズムに合わせてゲージに表示された4色(赤、青、黄、緑)のパート別(ピアノ、キーボード、ギター、ドラム)に色分けされたボタンを押していく。
押し間違いやリズムが合っていないと足元にチップがどんどん積まれていき『kEEP OUT』より上に積まれるとカウントダウンが始まる。

ゲームクリア

相手よりも足元のチップ数が少なければ勝利。

ゲームオーバー

チップが31枚以上詰み重なり『kEEP OUT』後5秒以上経過するとゲームオーバー。

パカパカパッション(初代) 練習モード

コントローラー操作

十字ボタンメニュー選択
〇ボタン緑チップ
×ボタン青チップ
□ボタン使用しない
△ボタン使用しない
L2ボタン黄色チップ
R2ボタン緑チップ
セレクトボタン使用しない
スタートボタン選択決定

登場キャラクター

名前特徴パート
Purikaうさ耳を付けたギャルブラス、シンセ、キーボード
Coke犬型の音楽好き少年ギター、シンセ
Mirukaサングラスをかけた女の子ピアノ、シンセ
Geroppaアフロ頭のロボットドラム

BGM

曲数は少ないのですが、どれも良いですね。
歌詞がある歌モノじゃないのが良かったのか楽曲に古さを感じないです。

【パカパカパッション】Lips XTC / 全パート観賞

ゲームレビュー

このパカパカパッションは、ひと言でいうと対戦形式のポップンミュージックって感じですね。
あまり売れなかったのかプレステで発売した初代パカパカパッションに関して情報も動画もかなり少なかったです。パカパカパッションスペシャルとか2は結構あるけど。

パっと見はポップンミュージックにかなり似ていますが、常に対戦形式なのと1曲を各パートに分けて演奏する点、リズム判定が厳しい等の違いがあります。

より多くのユーザーを取り込む為に間口を広くしたポップンミュージックに対してパカパカパッションはマニアック志向と言えます。

面白いのは笑点の座布団みたいにどんどん下にチップが積みあがっていくシステム。

説明書読まずに最初プレイした時になんでこっちのほうが高いのに負けなんだ?と思いましたが、このゲームでは高く積みあがったほうが負けなんで笑点とは逆なんです。

他の音ゲーだとボタンを間違っていてもリズムがあっていればOKとか、多少リズムがズレてもグルーブ感があればOKとかありますが、そんなのは一切考慮なしの機械的なリズムの正確さが求められます。
個人的にはビートマニアのほうが感覚的で好みかな。

評価できる点

キャラクターがかわいくて馴染みやすくリズムに合わせたダンスも自然。
操作ボタンが4つだけで至ってシンプルです。
また、楽曲のレベルが高く聴き飽きません。

マイナスな点

選択できるキャラクターも曲数も少なくバリエーションが少なく、他の音ゲーに比べて判定が非常にシビアでジャストじゃないと評価されない。

独断評価チャート

パカパカパッションの評価チャート

まとめ

発売が98年末とビートマニア、ポップンミュージック、パラッパラッパー等よりも遅れてきた割には目新しさがなく、他の名作に隠れて忘れ去られた音ゲーと言った印象ですが、ボタン操作が4つだけで同時押しがないというシンプルさの為にいまだにそれなりには遊べます。

もともとがアーケードゲームでプレステでも専用コントローラーが発売されており、家庭用でそのまま楽しむにはもうひと工夫必要だったのかも。

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