ファミコンを代表するテクモの名作アクションパズルゲーム。
難し過ぎず簡単過ぎずのバランスの良さでアクション好きにもパズル好きにも受け入れられました。
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | テクモ |
ジャンル | パズルアクション |
発売日 | 1986年 7月30日(ディスク版:1991年) |
価格 | 4,900円 |
累計売上 | ?万本 |
ゲーム概要
固定画面アクションパズルゲーム。
プレイヤーは魔法使いダーナとなり、不思議な石を出したり消したりする換石の術を使いながらステージを目指す。
ステージ上には扉とカギがあり、扉はカギを取ると開き、開いた扉の所に行くと次の部屋へ行くことができる。
何も無い場所でAボタンを押すとブロックを出す事が出来て、ブロックがある場所だと逆に消す事が出来きる。
ダーナのジャンプ力は1ブロック分しかないが、ブロックで足場を形成する事で画面の隅々までの移動が可能になる。
ゲームストーリー
世界がまだカオスの状態にあった頃、悪霊たちは悪行の限りをつくし、暴れ回っていた。偉大なる王ソロモンは、魔術を研究し、その生涯の成果を記した魔法書「ソロモンの鍵」の魔力で、悪霊たちを地下星座宮深く封じ込めたと伝えられている。
この伝説を信じ、長年探し求めた道士がいた。彼はついに星座宮を発見し、「ソロモンの鍵」にたどり着いた。魔法書を取る。と、次の瞬間、悪霊たちが溢れ出し、世界と時間を引き裂いた! 世界はふたたび天地創造以前のカオスと化し、悪霊たちの支配する闇の王国となった。妖精の園ライラックの王、ユトラは、魔法使いダーナに世界の修復を命じるのだった。ダーナは今、禁断の閉じられた秘境、魔の星座宮に踏み込んでいく・・・・・・。
コントローラー操作
十字ボタン | 上・ジャンプ 下・しゃがむ 左右・移動 ななめに入れるとななめジャンプ しゃがみ歩き |
Aボタン | 換石の術(石を出す、消す) |
Bボタン | 火球の術(ファイアボール) |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
ゲーム偏差値(G・D・V)
ゲームオーバー、またはゲームクリア時にGame Deviation Value (ゲーム ディビエーション バリュー)と呼ばれる偏差値が画面上に表示される。
プレイヤーの様々な要素を総合的に評価する当時としては画期的な方式で同じテクモから発売されたマイティボンジャックにも採用されている。
主なテクニック
- ジャンプ換石乗り
- ジャンプと同時に石を作りその上に乗る
- つま先立ち、マント立ち
- ダーナをブロックギリギリに置くことでマントやつま先で立っているように見える。つま先だと炎に当らないなどメリットが多い
- 1ブロック飛ばし換石
- マント立ちの状態でしゃがんで石を作ると1ブロック離れた場所に石を作ることが出来る。
- 炎を小さくする
- 魔法をかける
BGM
いかにも中近東風のBGMが良い味を出しています。
またエンディングはユニゾンでベース音を重ねてあるのがカッコ良いです。
収録サントラCD
ソロモンの鍵の裏技
コンティニュー
ゲームオーバー時にゲーム偏差値が表示されている間に十字ボタンの上とABボタンを同時に押す。
41面以降のコンティニューは41面まで戻されるのでそれ以降は自力でクリアする必要がある。
ゲームレビュー
基本的にこのソロモンの鍵ってムズいんですよね。
いとこが持っていたのですが、相当やりこんでも最後まではとてもクリアできませんでした。
何しろ全50面ですから気が遠くなります。
それでも空中で距離を補正できるアクションとパズルの両面を楽しめる点やファイヤーボールを出す快感にハマりました。
そのボリュームとドラゴンなどのキャラ設定はドルアーガの塔、そして石を消したり出したりはロードランナーを思い起こさせます。
でも出来上がったゲームは非常にオリジナルなんですね。
マイティボンジャックと同じ感じの中近東風のBGMもいい味出してました。
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