好評だったアクションパズルゲーム、ディグダグの続編になる戦略的島崩しゲーム。
前作の延長線上にありながら、新たに豪快な島をドリルで崩して敵を生き埋めにする『島くずし』システムの導入により面白さ、戦略性が倍増!
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | ナムコ |
ジャンル | アクションパズル |
発売日 | 1986年4月18日 |
価格 | 4,500円 |
容量 | 320K |
ゲーム概要
スクロール式アクションゲーム。2プレイヤー交互プレイ可能。
部隊は前作ディグダグの地中から今作は地上の島へ。
プレイヤーは、ディグダグを操作して島を荒らすモンスターを退治する。
ステージクリア条件は敵を全滅させる事。全32ステージ構成。
敵や敵の攻撃物に接触するとワンミス、ディグダグのストックをすべて失うとゲームオーバー。
コントローラー操作
十字ボタン | 上下左右…移動。 |
Aボタン | ドリル |
Bボタン | モリ発射/ポンプ攻撃 |
セレクトボタン | ゲームモードの選択。 |
スタートボタン | スタート、ポーズ。 |
敵キャラクター
登場キャラクターはディグダグも含めて前作と同じで敵は2種類プーカとファイガーのみ。
ファイガー
赤くて丸い形でゴーグル姿。ピョンピョン跳びはねる。
プーカ
羽のある緑色の竜。羽が白くなると、火を吐く前ぶれ。
敵の倒し方
プクプクポン
前作と同じく敵にモリを打ち込み、膨らませて破裂させるテクニック。
膨らんだ状態では通り抜けも可能。
島くずし
島にある杭に向かってドリル(Aボタン)でヒビを入れて、面積の小さいほうの島を崩して敵ごと海中に落とす本作から登場したテクニック。
落とした数 | 得点 |
---|---|
1匹 | 1000点 |
2匹 | 2000点 |
3匹 | 4000点 |
4匹 | 7000点 |
5匹 | 10000点 |
6匹 | 15000点 |
7匹 | 20000点 |
8匹 | 30000点 |
9匹 | 50000点 |
10匹 | 80000点 |
ボーナス
ステージで3回島崩しで『ベジタブルターゲット』が出現し、ステージが進むほど高得点ボーナス。
取らずに5回連続で海へ落すと『スペシャルフラッグ』が出現して取ると1UPする。
ターゲット | 得点 | 出現ラウンド数 |
---|---|---|
カブ | 400点 | 1 |
キノコ | 600点 | 2 |
ナス | 800点 | 3 |
トマト | 1000点 | 4、5 |
スイカ | 2000点 | 6、7 |
ブドウ | 3000点 | 8、9 |
バナナ | 4000点 | 10、11 |
トウモロコシ | 5000点 | 12、13 |
パイナップル | 6000点 | 14、15 |
ワイン | 7000点 | 16 |
1ブロック分だけ島崩しでお魚が出現。モリで打てば500点のボーナス。
3万点、8万点で1UP。以降8万店毎に1UP。
BGM
楽しげなBGMだけどタイムアップ間近はテンポアップしてあせらせるんだよなー。
収録サントラCD
ディグダグ2の裏技
面セレクト
タイトル画面でセレクトボタン、スタートボタン、Aボタンを同時に押す。十字ボタンで選択可能になる。
フリープレイ
15面で200点取ってゲームオーバーにする。ゲームオーバー画面でコントローラー1のAと2のBを押してスタートする。
スペシャルフラッグ
ベジタブルを出現させて島ぐずしで海に落とす。これを5回繰り返す。
スペシャルフラッグを取れば1UPする.
ゲームレビュー
ディグダグ2はナムコのファミコン14弾ソフトとなります。
この時期になると斬新なタイトルを量産したナムコでも過去のタイトルの続編が多くなってきました。
基本的な操作方法は変わっていませんが、前作では岩を落とすだけだったのが本作では島ごと切り崩しまとめて生き埋めにするという豪快な敵の倒し方になった事により、戦略性が大幅に上昇しました。
しかし、うまく島崩しをしないと自分のいる島のほうが崩れてしまい、自滅してしまうという可能性があります。
評価できる点
ナムコらしい丸っこくて愛嬌のあるキャラクターや軽快なBGMも良いのですが、何と言っても島を崩して敵を沈める快感!に中毒性があります。
画面が2画面分横スクロールして表示されるってのも当時結構斬新に感じました。
マイナスな点
ゲーム開始から一定時間が経過すると敵キャラが海に身投げするのは何だかせつない・・・
独断評価チャート

まとめ
敵キャラクターは相変わらずプーカとフィーガのみですが、ドリルによる島崩しの使いかたは非常に頭を使い、高度な戦略性と瞬時の判断力が必要になります。
ファミコン版以降でもDS版、PS版、バーチャルコンソール版などでも発売された息の長い人気タイトルとして君臨しています。
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