けっきょく南極大冒険は、ただひたすらペンギンを歩かせて南極を1周するというなんとものんびりとした平和なコナミのアクションゲーム。
キャラクターがかわいくて今だったら癒し系ゲームとか言われたかも知れないコナミのファミコン第1弾ソフトだった。
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | コナミ |
ジャンル | アクション(縦) |
発売日 | 1985年 4月22日 |
価格 | 4,500円 |
容量 | 192K |
けっきょく南極大冒険の概要
疑似3D視点アクションゲーム。
プレイヤーはペンギン君になって南極のクレパスやアザラシを避けながら基地を転々としながらひたすらゴールの南極大陸一周を目指す。
旗を取ると何かしら良い事があり、点滅する旗を取るとペンギン君の頭にプロペラが付くペギコプター(タケコプターのパクリ)で数秒間宙を飛ぶことが出来る。
レベル選択
プレイヤーは、スタート時にセレクトボタンでゲームレベルを3段階から選択ができる。
LEVEL 1 | やさしい |
LEVEL 2 | 中級 |
LEVEL 3 | 難しい |
ステージ構成
- スタート
- オーストラリア
- フランス
- オーストラリア
- ニュージーランド
- 南極点
- アメリカ
- アルゼンチン
- アメリカ
- イギリス
- 日本
得点
魚(緑) | 500点 |
魚(オレンジ) | 300点 |
旗(点滅) | 1000点+ ペギコプター |
旗(青) | 700点 |
旗(オレンジ) | 600点 |
旗(緑) | 500点 |
氷穴・クレバス | 30点 |
2個とび | 60点 |
残りタイム1秒につき | 100点 |
コントローラー操作
十字ボタン | 上:スピードUP(最高12段階) 下:スピードdown 左右:左右移動 |
Aボタン | ジャンプ |
Bボタン | ジャンプ |
セレクトボタン | レベル選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
BGM
氷の上を移動するからメインBGMは『スケーターズ・ワルツ』ってのは単純な発想だけど、このゲームにはハマってるかな?
ゲームレビュー
ファミコン初のペンギンを主人公にした本作けっきょく南極大冒険は、ただペンギンくんを左右に移動させて障害物を避けながら南極を1周するだけの極めてシンプルなゲームです。
同じようなステージを繰り返し、淡々とクリアしていく為にはある程度の忍耐力が必要になります。
しかし、このいかにもレトロゲーム然としたシステムと平和な世界観が現代のゲームソフトにはない不思議な魅力があります。
ペンギンくんは誰とも競争せずに誰も傷付けずにひたすら基地を目指して歩くのです。
評価できる点
このゲームの良い点は簡単にはゲームオーバーにならない事です。
アザラシに邪魔されたりクレパスに引っかかってもペンギン君は、おっとっととよろけるだけでワンミスにはならず、タイムロスになるだけです。
ペンギン君も敵キャラクターの動物たちも誰も死なない平和な世界があります。
制限時間内にゴールさえすれば良いので LEVEL1ならほとんどのプレイヤーが頑張ればクリア出来るやさしい難易度です。
マイナスな点
コンティニューモードがないのでけっこう最後までクリアするのが一苦労でレベル2以降の後半は難易度が高くなっています。(難易度は、スタート画面でレベル1~3から選択可能)
独断評価チャート
まとめ
キャラクター、ゲーム内容、BGMもやたらとのんびりしている癒し系脱力ゲーム。
単純なシステムは、ペンギンというかわいいキャラクターにかなり救われているような気がします。
非常にシンプルで操作も難しくない為、 LEVEL 1 ならほとんど誰でもクリアは可能でしょう。
歯応えがないと感じたらレベルを上げていきましょう。
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