クソゲーの宝庫、サンソフトのファミコン第1弾ソフトで1983年発表のアーケードゲームの移植作品。
クソゲーとも名作とも言えないなんとも微妙な出来だった。
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | サンソフト |
ジャンル | アクション |
発売日 | 1985年7月25日 |
価格 | 4,500円 |
容量 | 192KB |
ゲーム概要
サイドビュー画面固定式アクションゲーム。
プレイヤーは、古代ペルシャの王子、アラビアンを操作して大魔人ガルバーに捕らわれた王女レイア救出へ向かう。
アラビアンの攻撃方法はAボタンによるキックで倒した敵は横方向に画面外まで飛んでいく。
延長線上にいる敵を3体以上同時に倒すとスーパーボールが出現しキャッチする事で無敵状態のスーパーアラビアンに変身する。
残りタイムが少なくなると大魔人ガルバーが出現し倒すと2,000点ボーナス。
20,000点獲得でアラビアンのストックが1UPする。
魔法のツボは普通に集めてもステージクリアは可能だが、アルファベット順に集めると5.000点のボーナス。
コントローラー操作
十字ボタン | アラビアンの移動 梯子、マスト、ツルの上り下り 伏せる |
Aボタン | レベルの選択 攻撃 |
Bボタン | レベルの選択 ジャンプ |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
BGM
メインBGMは1種類だけです。ただこれがアラビアっぽい音階を使っているのでやたら印象に残ります。
このパターンでもう数種類あったら良かったのですがファミコン初期の作品なので仕方ないですね。
攻略動画
ゲームレビュー
スーパーアラビアンは、スタートした直後にあれ?アラビアンどこ?みたいな感じでキャラクターの小ささに驚かされました。
そして、新しいステージになると毎回アラビアンの位置を探してしまう。
敵キャラはさらに小さいので動かないとアイテムだと思って近づいたら敵だと気付く事もありました。
それにしても主人公の名前がアラビアンで囚われた姫の名前がレイア(スターウォーズ)って安直過ぎるよなぁ。
発売当時のゲームにしては難易度がやや低めで何度か繰り返せばレベル1ならクリアはさほど難しくないでしょう。
評価できる点
ありがちなアクションゲームですが、キャラクターを中近東風にしたのは当時としては珍しく、印象深いBGMと共に記憶には残るゲームではありました。
プレイヤーが自分で難易度レベルを選択できるのも当時としては珍しく評価できます。
マイナスな点
このゲームの最大の欠点は、Aボタンでキック、Bボタンでジャンプという操作方法です。
スーパーマリオ等の一般的なゲームはAボタンでジャンプ、Bボタンで攻撃となっているので攻撃するつもりがジャンプしてミスに繋がりがちなのです。
これは六三四の剣と同じボタン操作ですが、何でわざわざこんな事するかな?
そしてタイトルにもなっているスーパーアラビアンですが、変身する条件が厳し過ぎてなかなかなれないのは残念です。
独断評価チャート
まとめ
キャラクターが小さい以外は、サンソフトから発売した割には至って普通の正統派アクションゲームで普通に遊べます。
ただ、全4ステージなのでボリューム不足で飽きるのは早そうな点が気掛かりです。
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