ありそうでなかったプレイステーションで発売された歴代仮面ライダーによるバイクレースゲーム。
SIMPLEキャラクター2000シリーズ Vol.3。
機種 | プレイステーション |
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メーカー | バンダイ |
ジャンル | アクション |
発売日 | 1986年7月30日 |
価格 | 2,200円 |
メディア | CD-ROM |
ゲーム概要
初代ライダーから発売当時の最新である仮面ライダーアギトまでが登場するバイクレースゲーム。
コースにはショッカー戦闘員がいて仮面ライダーのジャマをしてくる。
ライダーは横からショッカーを蹴り上げて倒す事ができる。
各ライダーには項目別に最高速度、加速度、機動性、格闘力でA~Eまでの能力差がある。
グランプリ
仮面ライダー1人を選択し、計3回のレースを勝ち抜いてクリアを目指す。
セーブデータをロードする事で隠しキャラクターを使用する事が可能になる。
タイムアタック
3種類のコースを選択し、総合ラップタイムを競うモード。
TOP10までのタイムレコードをメモリーカードにセーブが可能。
1P、2Pマッチ
2人対戦によるワンマッチレース。
バトルロイヤル
持ち時間と周回ごとに得られるボーナスタイムを消費しながら、最終周回数を競うモード。
TOP10までのタイムレコードをメモリーカードにセーブが可能。
コントローラー操作
十字ボタン | バイクの重心移動 |
〇ボタン | ブレーキ |
×ボタン | アクセル |
□ボタン | ブレーキ |
△ボタン | 使用しない |
Lボタン | 左にキック |
Rボタン | 右にキック |
セレクトボタン | 使用しない |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
ゲームレビュー
仮面ライダーTHE バイクレースは、SIMPLEキャラクター2000シリーズで発売されたキャラゲーのようなレースゲームのようなゲーム。
まあ仮面ライダーって言ってもレース中ほどんどが後姿だしね。
あえて仮面ライダーである必要ってあまりないような?
ショッカー戦闘員を倒す為とは言え仮面ライダーがバイクの横から蹴り倒すってなんだか暴走族っぽくてちょっとした違和感があります。
ゴールすると仮面ライダーが変身ポーズをしてくれます。
ってレーススタート時からもうとっくに変身してるじゃん!
評価できる点
スーパーファミコンまでのバイクレースゲームに比べるとやはりスピード感があってレースの臨場感はあります。
マイナスな点
コースが簡単でしかもたった3つしかありません。
全体的にボリュームもバリエーションも少ないので飽きやすいです。
さらにコーナーリングの際に絶対にこけない仕様なので減速する必要がなくバイクレースゲームとして破綻している面があります。
BGM
オリジナルの仮面ライダーテーマは収録されていませんが、レース中に流れるBGM冒頭のタカタカタカターっていうフレーズは初代ライダーのテーマを彷彿とさせます。
ヒーロー物っぽい大げさな感じは出ています。
独断評価チャート
まとめ
タイトルに仮面ライダーと付いていますが、怪人が出現したりライダーキックとか必殺技ができる訳でもなく、どちらかというとバイクレースに比重を置いたゲームです。
仮面ライダーファン向けならもっとマニアックにするべきだし、バイクレースとしては造りが雑過ぎて全体的に歯応えがないというか中途半端です。
ただ巷でクソゲーって言われている程、ひどくはないので定価1,000円だったらまあ良いけど、2,000円でコレだと微妙だな・・・
バンダイってファミコンの時代からアニメやヒーロー物のクソゲーっぽいソフトを発売していましたが、ハードがプレステになってもクオリティーはたいして変わってないな。
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