ファミコン初のカーレースゲーム。
ゲームセンターに昔からあったアナログのレースゲームを基本にしており、F1にしちゃあ妙に路面の狭いコースを走りまくる!
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | 任天堂 |
ジャンル | レースアクション |
発売日 | 1984年11月2日 |
価格 | 4,500円 |
容量 | 24KB |
F1 レースのゲーム概要
制限時間内にライバル車をかわしながらコースを2周できればコースクリアとなります。
コースは全10コースあり当然、後半ほど難易度が高くなります。
レース背景は昼間、夕方、夜間、砂漠からランダムで表示されます。
- レベル コース1~5
- レベル コース3~7
- レベル コース6~1
コントローラー操作
十字ボタン | 上:ギアチェンジ(Low) 下:ギアチェンジ(Hi) 左右:ハンドル操作 |
Aボタン | アクセル |
Bボタン | ブレーキ |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
F-1 RACE (F1 レース)の裏技
カーブを簡単に曲がれる
305㌔以上で走っているときにABボタンを同時に押すとスリップしないでカーブを曲がれる
背景が荒地になる
リセットボタンを押したままスタートボタンを押す。そしてリセットボタンを離すとタイトル画面にポーズがかかるので、そこでもう一度スタートボタンを押す。
ハイパーターボ
スピードが時速416キロを超えるとハイパーターボエンジンになり時速497キロまで速度がUP。
ファミコンロッキーで紹介された数少ない本当に出来る裏技。
BGM
いかにもレースって感じの臨場感のあるBGMですね。
初期のゲームなのでオープニングとエンディングのみなのがちょっと寂しい感じです。
ゲームレビュー
何を隠そう(隠す必要なし)私が最初に買ったファミコンのソフトがこのF1 レースとゼビウスでした。
当時はまだ人気商品を購入する際に売れ残りとセット販売する抱き合わせ商法というのが横行しており、ファミコン本体の他にソフト2本を無理やり一緒に販売していました。(しかも大手デパートが!)
そんな訳でゼビウスはどうしても欲しかったのですが、このF1 レースの方はそんなに興味は無かった。
その割にはそれなりに楽しめました。
評価できる点
当時のカーレースゲームというのは、ほとんどが上から見下ろし型だった中で後ろからのレーサー視点に近い角度のゲームが家庭で遊べるのは画期的でした。
単調で厳し目なゲーム内容の中でも楽しみは背景が時々変わる事。
レアな雪景色コースでのレースはちょっとした喜びでした。
マイナスな点
オープニング画面ではかっこいいBGMが流れるのですが、ゲームが始まるとレース開始以外にBGMはなし。
F1 レースと言っても順位もなければラップタイムもなし。
ブロロロ・・・というエンジン音のみが聞こえるプレイ中は今となっては結構シュールな感じです。
コース選択が出来ず10種類のコースを順番に走らなければならないので、下手なプレイヤーはずっと同じコースを延々とプレイする事になります。
まとめ
何だかんだでファミコン初のレースゲームですから、ゲーム史に残る作品なのは確かです。
直線で時速416kmを越すと497kmまでのスピードで走れカーブも曲がりやすくなるターボエンジンになるという裏技が知った時はさんざんやりつくしてやっと出来た時の感動は今も忘れません。(すぐにクラッシュしたけど)
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