クルクルランドは、ファミコン初期のパズルゲームの名作ソフト。
タイトルどおりにキャラクターをクルクルさせて一枚の絵を完成させるだけ!
初めてのプレイヤーはその独特の操作性に手こずること受けあい。
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | 任天堂 |
ジャンル | パズルアクション |
発売日 | 1984年11月22日 |
価格 | 4,900円 |
容量 | 192K |
ゲーム概要
固定画面パズルアクションゲーム。
クルクルランドにウニラが隠した金塊をプレイヤーであるグルッピーが探し出すゲーム。
ターンポストに手をかけてクルクル回るか、壁に体当たりしてバウンドするしか進行方向を変える方法がない。
ターンポストに手をかけるタイミング、離すタイミング、コツを覚えてクルクルランドの不思議な力を利用しよう。
全21面構成。クリアするとハートやキャラクターの絵柄になるステージもある。
制限時間内に金塊をすべて見つけるとステージクリア。
全面クリアすると1ラウンド終了したことになり、最初に戻る。(エンディングなし)
ウニラにつかまったり、ブラックホールに突っ込む、制限時間内(TIME 000)までにステージクリアできないとワンミス。
グルッピーのストックをすべて失うとゲームオーバー。
コントローラー操作
十字ボタン | 上:上に手を出します。 下:下に手を出します。 左:左に手を出します。 右:右に手を出します。 |
Aボタン | 電撃波を発射 |
Bボタン | 電撃波を発射 |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
キャラクター
クルッピー

球体から手がでた謎のキャラクター。
電撃波を出してウニラを攻撃できる。
赤〔Ⅰコントローラー〕 緑〔Ⅱコントローラー〕
ウニラ

体にトゲがあるウニのような敵キャラクター。
グルッピーの電撃波をあびせられると、感電してその場で縮みこむ。
ボーナスステージ
黄色の面の後には、金塊を取り放題になるボーナスステージが出現。
制限時間内に金塊を獲った特点がボーナスとなる。
得点
金塊 | 100PTS |
ウニラ | 500PTS |
TIME | 残りタイムがそのまま得点 |
1-PLAYER | 通過タイムが一定時間内で一面クリアすると2000PTS |
2-PLAYER | 塊を多く取ったほうに2000PTS |
ボーナス面 | すべての金塊を取ると3000PTS |
BGM
いかにも初期のファミコンっぽいコミカルで楽しいBGM。
この時代のソフトにしてはバリエーションが多い。
収録サントラCD
カートリッジ版
ディスクシステム版
ディスクシステム版
1992年にディスクライター書き換え専用ソフトとして再登場した。
BGMの一部変更、ボスウニラの登場、EXPERTモードなどカセット版にはない要素も多い。
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ゲームレビュー
初期のファミコンソフトでは、スクロールさえない画面でユーザーを飽きさせない工夫が多くありますこのクルクルランドの場合は操作するグルッピーが壁にバウンドして当たるとクルクルして移動方向が変わってしまいます。さらに移動速度がかなり速くて一筋縄ではいかないのです。
評価できる点
慣性が働く操作のコツをつかむとこのクルクルするのがかなり楽しい!
この壁バウンド+クルクルの難易度のバランスは絶妙で気付いたら何時間もプレイしていたなんて事も。
マイナスな点
初めてプレイする人の多くが慣性が働くかなりクセがある独特の操作性に慣れるまではかなり苦労する事でしょう。
独断評価チャート

まとめ
ファミコン初期ならではの素朴な楽しさがあり、あらためてプレイしてみるとなんてのどかで平和なゲームなんだ!と感心してしまうほどでした。
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