
ぺんぎんくんWARSは、主人公のぺんぎんくんほかの動物キャラクターを使って10個のボールをひたすらタイムアップまで投げあうドジボール(ドッチボールじゃない)という名の競技で、制限時間内に相手の陣地にボールを多く送り込んだほうが勝ちという単純極まりないゲームでした。
それだけに2人プレイでやると熱くなってハマります。
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | アスキー |
ジャンル | アクション |
発売日 | 1985年12月25日 |
価格 | 5,500円 |
累計売上 | 本 |
ゲーム概要
ゲームはトーナメント方式での勝ち抜き戦。
1試合3セットマッチで2セット先取制で行われ、10個のボールを相手陣地にすべて入れると勝利。
- 1回戦、ネコと対戦
- 2回戦、パンダと対戦
- 3回戦、コアラと対戦
- 4回戦、ビーバーと対戦
最初の持ちボールは5個ずつで、10個全部相手のコートに入れるとパーフェクトゲームとなり、ボーナスの他に残り時間が加算される。
制限時間は60秒、タイムアウトになった場合はボールの少ないほうが勝ち。
ボールが相手に当ると一時的に行動不能になるのでその隙をついてボールを投げ込むのがコツ。
コントローラー操作
左右:ぺんぎんくんを左右に移動
AB:ボールを取って投げる、倒れたぺんぎんくんを起こす。
ぺんぎんくんWARSゲームストーリー
ドッジボールのようでドッジボールでなく、ピンポンのようでピンポンでない。とにかく10個のボールを全部相手のコートに入れてしまえば勝ちというゲームなんだ。制限時間内に勝負がつかない場合は、タイムアウトのときに持っているボールの数が少ない方が勝ちになる。敵をねらってボールをおもいきりぶつけると、敵は倒れてジタバタしてしまう。この瞬間が痛快だぞ。動物達もひたすら投げまくるやつ、じっくりとねらってくるやつと性格はいろいろ。とにかくこれは、今ひそかに動物たちの間で流行しはじめているという、うわさのボールゲームなんだ。
対戦相手
ネコ

スピードが遅く初心者向けの対戦相手。
正確性もなく反応も鈍い.
パンダ

すぐにボールに当たったら気絶するが、しつこく攻撃してくる。
スピードは普通。
コアラ

ここから強くなってくる。
スピードが速く一度当てられると連続で当ててくるから、なかなか起き上がれない。
ビーバー

スピードもあり正確性もある最強の敵。
倒れてもすぐ起き上がってしまう回復力もある。
得点
パーフェクトボーナス | 得点(残り時間×) | タイムアウト(ボール×) | |
1回戦 | 5000点 | 50点 | 500点 |
2回戦 | 10000点 | 100点 | 1000点 |
3回戦 | 15000点 | 150点 | 1500点 |
4回戦 | 20000点 | 200点 | 2000点 |
ボーナスステージ
1プレイの時のみに挑戦可能なステージ。各ステージで勝利すると参加可能になる。
バンパーゲーム
ボールがバンパーにあたった瞬間にAまたはBボタンを押すとバンパーが光り、ボールに勢いがつく。
向こうのコートに投げこんだボールの数がボーナス点になる。(ボールの数×1000点)
もぐらたたき
爆弾ボールをもぐらにぶつけて吹き飛ばしたもぐらの数がボーナス点になる。(もぐら×1500点)
爆弾ボール
5個の爆弾ボールをとにかく相手コートに投げ入れるゲーム。
コートに落ちて5秒経ったボールは爆発してしまう。
敵が爆発した数がボーナス点になる。(爆弾×2000点)
BGM
BGMが当時の人気アイドル、石川秀美(やっくん夫人)の「もっと接近しましょ」なんですよね。
そういや好きだったなぁ石川秀美・・・
ゲームレビュー
ぺんぎんくんWarsの攻略の基本は手持ちのボールを対戦相手にぶつけて気絶した隙にボールを投げまくるという、キャラクターが動物じゃなかったら結構エグイゲームでした。
2人プレイだと対戦形式になり当然熱い戦いになり、1人でプレイだとトーナメント形式になってコレがまたハマります。
最強のビーバーを倒すのは容易ではありませんが、頑張って練習すればなんとか勝てる絶妙の難易度に設定されています。
定価が高いアスキーのソフトだったから、5,500円と当時としてはかなり高価でしたが十分に遊び倒しました。
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