サラトマの愛称でも知られるハドソンから発売されたPCからの移植アドベンチャーゲーム。
登場人物は野菜、戦闘はじゃんけん、というやさしく平和な世界観な癒し系なのに地下迷宮だけやたら難易度が高いような?
サラダの国のトマト姫とは
1984年にオリジナルのパソコン版が発売されたゲームのファミコン版コマンド総当たり式のアドベンチャーゲーム。
登場人物のほとんどは野菜か果物という設定。
プレイヤーはキュウリの戦士となって、カボチャ大王にさらわれたトマト姫の救出を目指す。
コントローラー操作
十字ボタン | 3D迷路内 左右…左右へ移動。 上…前へ進む。 下…後ろを向く。 じゃんけん 上下…グー 左…チョキ 右…パー |
Aボタン | コマンドの決定 |
Bボタン | コマンドのキャンセル |
セレクトボタン | ゲームモードの選択。 |
スタートボタン | スタート、ポーズ。 |
コマンド
どう | 他の場所に移動する。 |
みる | 画面内の様子を詳しく見る。 |
しらべる | 人や物を詳しく調べてみる。 |
はなす | そこにいる「人」と話す。 |
とる | 物を見つけて「もちもの」に加える。 |
つかう | 「もちもの」を使う。 |
わたす | 「もちもの」を誰かに渡す。 |
かう | お店で買い物をする。 |
たたく | そこにある物や人をたたく。 |
たたかう | 敵と「あっち向いてホイ」の戦闘をする。 |
ほめる | 「人物」を褒める。 |
すてる | いらなくなった「もちもの」を捨てる。 |
もちもの | いま、所持している「もちもの」を見る。 |
かきっぱち | お供の柿っぱちの意見を聞く。 |
戦闘方法
- 上下グー 左チョキ 右パーでじゃんけんを選択
- 勝つか負けるかすると、次に「あっち向いてホイ」
- 十字キーで上下左右の顔の向きをきめる
- 勝つと敵のパワーが減り、負けると敵のパワーが増えていく
- 敵の力によって、何回か続けて勝つとクリア、負けると、前の画面へ。カボチャ大王に負けるとゲームオーバー
BGM
全体的にファミコン史上に残るトップレベルのハイクオリティのBGMです。
『パセリックの森』のBGMは本当にトラウマ級に怖い!そして『カボチャ大王の城』の緊迫感と緊張感も半端ない名曲です。
ゲームレビュー
パソコン版を持っていた友達がいたので、サラダの国のトマト姫はファミコンで発売される前から知っていました。
その当時は横でプレイしているのを見ているだけだったけど、何となく面白そうなゲームだなという印象がありました。
それから何年経ったのだろう・・・
最近になって急にやってみたくなってwiiuでダウンロードしてプレイしました!
まず驚いたのが当時のゲームとしては、文字が大きくかな+漢字表記なのでテキストが非常に読みやすい事です。wiiuはHDMI接続なのでさらに読みやすかったです。
評価できる点
この手のアドベンチャーゲームって殺人事件ってのがセットみたいなもんですが、このサラダの国のトマト姫では誰も死なないし、血も流しません。アドベンチャーゲームだけど誰も死なないのです。
野菜だから水分が無くなってしおれたり、ふやけたりするだけです。
セクシーシーンとかも、もちろん皆無です。
一応、シャワーシーンがあるんだけど、登場人物が野菜だから全然興奮しないw
マイナスな点
謎解きの難易度は普通か、やさしいほうだと思いますが手こずるのが何と言ってもじゃんけんと地下迷宮です。
じゃんけんは相手にパターン化されたクセがあるのでそれを掴めば勝てますが、問題は地下の3D迷宮です。全部で3つあるのかな?
最初のは簡単ですが、2つ目のキャロット高原の洞窟はクリアできずにここだけ攻略サイトを見ました。バナナの皮を5度拾うって分かるかそんなもん!(ネタバレ)
さらに最後のカボチャ大王の城は本当にいつ終わるんだコレって感じで延々と同じ迷路が続くのでまいりましたね。
まとめ
地下迷宮が少々やっかいですが、登場人物が野菜なのですべてが平和的でメルヘンチックなファミコンアドベンチャーゲームの名作です。
そういやオニオン王の娘、アップルリサだけ人間の外見だったけどなんでだろう?
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