SDバトル大相撲 平成ヒーロー場所は、バンプレストがファミコンで発売した第1弾ソフトであり、さまざまなヒーローやロボットが登場するコンパチヒーローシリーズ初代タイトル。
でもこのゲーム何かに似てない?
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | バンプレスト |
ジャンル | スポーツ |
発売日 | 1990年4月20日 |
価格 | 6,300円 |
容量 | 2MB |
ゲーム概要
ウルトラマン、仮面ライダー、ガンダムなどのスーパーヒーロー、ロボットが総勢22人のヒーローが登場する相撲ゲーム。
それぞれ大きさの違うキャラクターを強引に揃え、2等身化。
体力ゲージが70%以下になるとスペシウム光線やアイスラッガー等の必殺技を繰り出せる。
パスワード再開方式(最大40文字)。
コントローラー操作
十字ボタン | 力士の移動 |
Aボタン | つっぱり、 組んで相手方向 押し、 組んで逆方向 投げ |
Bボタン | 組んで寄り AB同時押しで必殺技 |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
個人戦
プレイヤーは新米力士となり、前頭12枚目からスタートして昇進しながら横綱を目指すメインモード。
団体戦
選択した相撲部屋ごとの5対5対戦形式。
2P戦
2人で対戦する相撲ゲーム形式。
力士一覧
M78部屋
- ウルトラマン
- ウルトラセブン
- ウルトラマンタロウ
- ウルトラマンエース
- バルタン星人
MS部屋
- NT-1アレックス
- ガンダムMk-Ⅱ
- νガンダム
- 百式改
- ジオング
ライダー部屋
- 仮面ライダー1号
- 仮面ライダー2号
- 仮面ライダーV3
- 仮面ライダーBLACK RX
- シャドームーン
戦隊部屋
- ターボロボ
- フラッシュキング
- グレート5
- ライブロボ
- シルバ
オリジナルキャラ
- バンプレキッド
- グレート.雷門
BGM
ごく普通のファミコンっぽい音で可もなく不可もなくって感じでBGMに関しては特別に取り立てて書くような事はないですかね。
SDバトル大相撲の裏技
いきなり必殺技
- タイトル画面で上、左、下、右、B、A、A、Bの順番でボタンを押す。
- 個人戦で力士を選択してスタート
- 取組中に画面左下に『西方』という文字が点滅したタイミングでBボタンを押す。
攻略動画
ゲームレビュー
パッケージにはSDガンダムで成功したからなのか、ガンダムが一番大きく掛かれていますが、仮面ライダー、ウルトラマンと強引に等身を揃えての共演は非常に画期的でした。
パッケージには東映、石森プロ、円谷プロ、創通エージェンシーなどのメーカー名がぎっしりと書かれています。
ゲーム内容を簡単に表現するとつっぱり大相撲の力士をスーパーヒーローにして必殺技を取り入れたゲームです。
画面の見た目、操作方法、ほぼそのまんまで取り組みの後に親方からひと言コメントが入るシステムも一緒だし、現在だったら訴えられても仕方ないような似せようです。
評価できる点
なんと言ってもごちゃまぜにヒーローが登場するコンパチヒーローシリーズ第1弾タイトルという点ですね。
なんで相撲なのかは分かりませんが、本作がなかったらスーパーロボット大戦シリーズもなかったかも知れません。
また、戦隊ヒーローに登場するヒーローを差し置いて大型ロボットのみが力士として使えるのもレアです。
マイナスな点
特定のキャラクターを選択してエンディングを向かえるまでなんと1,000勝しなければいけないというハードルの高さは気が遠くなります。
個別にエンディングが用意されているようなのですべてのエンディングを見るには22,000勝!する必要があります。
その割に相撲という単純なルールの制約があるので途中で飽きてしまいがちです。
またライダーキックは容易に避けられるのにスペシウム光線はほぼ確実に決まるといった露骨な必殺技格差があります。
独断評価チャート
まとめ
相撲ゲームならつっぱり大相撲で十分、コンパチヒーローシリーズならスーパーロボット大戦があるので今更このゲームをプレイする価値は少ないでしょう。
ただ冷静に考えるとガンダムやウルトラマンがマワシを付けて相撲をするゲームなんて今後2度と発売されないでしょうね。そういった意味ではレアなのかも。
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