ファミコン世代にとってのカリスマ、高橋名人がCM出演していたのが連射測定ができるハドソンのシュウォッチことSHOOTING WATCH(シューティングウォッチ)です。
オリジナル版は、1987年に発売されなんと100万個以上売れたのだとか。
その後、2007年には20周年を記念して復刻版も発売されました。
シュウォッチとは?
1987年にハドソンが発売した連射能力測定機能を搭載した携帯時計です。
シューティング+ウォッチ=シュウォッチなのであくまでも時計という位置付けでした。
ネーミングはウルトラマンの掛け声『シュワッチ』にもちなんでいます。
デザインは、ハドソンのコーポレートカラーである黄色を基調としてキャラクターの「ハチスケ」の色をイメージして黄色と黒がメインの色あいのデザインになったそうです。
初代オリジナルシュウォッチ
シューティングモード
セレクトボタンで「SHOOTING」を選んで「スタートボタン」を押すと「シューティングモード(連射測定機能)」がスタートします。
制限時間の10秒の間に「Aボタン」か「Bボタン」を何回押せるかを計測するモードです。
どちらかのボタンを押した時点から計測が開始されます。
ウォッチモード
シュウォッチも名前のとおり、一応時計なのでメインの時計機能です。
「セレクトボタン」で「TIME」を選んで「スタートボタン」を押すと「ウォッチモード(時計機能)」になります。
時間の合わせかた
- 「ウォッチモード」の状態でスタートボタンを押しながらセレクトボタンを押し続ける。
- 数字の点滅が始まった後、「Bボタン」を使って変更したい項目(秒分時)を選択。
- 項目を選んだ状態で「Aボタン」を使って数字を変更。
- スタートボタンを押して設定終了。
ストップウォッチモード
「セレクトボタン」で「STOP」を選んで「スタートボタン」を押すと「ストップウォッチモード」になります。
「Aボタン」で「計測開始」と「一時停止」。
「一時停止」の状態で「Bボタン」を押すとリセットされます。
2つの?モード
これらの機能以外にも2つの隠れたシークレットモードがあります。
シークレットなだけに使用するには、連射測定モードである条件を満たす記録を出す必要があります。
- 「?モード1」は3つの数字を合わせるスロット機能。
- 「?モード2」は5つの数字を合わせるスロット機能。
復刻版シュウォッチ
2007年に発売されたシュウォッチ復刻版は、発売からちょうど20周年を記念して製造された高橋名人監修のもとに作られたリメイク品です。
オリジナル当時のパーツは揃わなかったのでパーツ毎にいちから作り直したそうです。
現在のゲームでは連射が出来てもあまり意味はないと思いますが、当時を思い出して意味もなく一心不乱に連射してみるのもいいかも知れませんね。
中古価格は?
残念ながらシュウォッチが復刻されたのも2007年となかり前なので現在では再び生産停止となっています。
発売元であるハドソンは、2011年に企業自体が消滅しているので再々復刻の可能性はほとんどないでしょう。
どうしても欲しい人は中古で探すしかない訳ですが、入手困難で結構プレミアが付いています。
中古ショップでの価格がやや高く感じた場合は、個人取引で探してみましょう。
ヤフオクはほとんどの出品者が送料別で出品しているのに対して、メルカリではほとんどの出品者が送料込みで出品しています。
メルカリだとのシュウォッチ中古価格は大体送料込み2,000円~5,000円前後と比較的お手頃です。
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シュウォッチの最高記録
高橋名人は全盛期の1986年に174回という記録を叩き出しました。
もちろん道具は使わずに指の連打のみによる記録です。
1秒間にすると16連射を超える17連射となります。
当時、友達がシュウォッチを持っていたので借りて何度も挑戦した思い出があります。
どんなに頑張っても12連射が限界で最高で10秒間に174回叩いた高橋名人はやっぱりスゴイ!って思ったもんでした。
こちらはハドソン主催のシュウォッチ連射大会で2位になった人の動画です。
152回を記録してかなりの速さですが、それでも全盛期の高橋名人には及びません。
50歳時(2009年)の高橋名人の記録は?
全盛期からかなりの年月を経過しているにも関わらず高橋名人は126回の記録でした。(2009年当時50歳)
1秒間に換算すると12連射以上になるのでやはり名人はすごいですね!
63歳時(2022年)の記録は?
高橋名人の63回目の誕生日である2022年5月23日、TBS『ラヴィット!』に出演した際のシュウォッチを挑戦した記録は、1秒間に12連射でした。
つまり50歳の頃からほとんど衰えていないという事ですね。
これからも高橋名人には連射をキープして欲しいものです。
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