キン肉マン・・・ある世代の男子にとっては特別な存在であるマンガのキャラクター。
そのキン肉マンがファミコンのキャラクターになったキン肉マンマッスルタッグマッチはそりゃ買っちゃうでしょう!
結構普通に遊べるプロレスごっこゲーム。
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | バンダイ |
ジャンル | スポーツ |
発売日 | 1985年11月 8日 |
価格 | 4,900円 |
累計売上 | 105万本 |
ゲームの概要
試合は1ラウンド3本勝負で先に2本取った方が勝利となります。
1Pモードは、ラウンドを勝ち進んでいく方式で2Pモードは、3ラウンド制。
盛り上がるのは、断然プレイヤー同士対戦する2Pモードです。
リングはノーマル以外に、氷上リング、電流リングの計3種類があります。
コントローラー操作
十字ボタン | 移動 |
Aボタン | パンチ、キック(ジャンプ中) バックドロップ(後ろに回る) 弾き飛ばす(接触した状態) ラリアート(ロープに飛ばして) |
Bボタン | フライングボディアタック(ロープに向かって) |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
登場キャラクター
※()内は必殺技
- キン肉マン(キン肉ドライバー)
- テリーマン(ブルドッキングヘッドロック)
- ラーメンマン(空手殺法)
- ロビンマスク(タワーブリッジ)
- バッファローマン(ハリケーンミキサー)
- ウォーズマン(ベアークロー)
- ブロッケンJr(毒ガス攻撃)
- アシュラマン(アシュラバスター)
必殺技は組技系(キン肉マン、アシュラマン、ロビンマスク)中距離系(テリーマン、ラーメンマン)長距離系(バッファローマン、ウォーズマン、ブロッケンJr)に分けられる。
技の距離が近いほど難易度が上がります。
ブロッケンJrの必殺技の毒ガス攻撃?それって親父のブロッケンマンの技じゃねーのとか、ラーメンマンの空手殺法ってずいぶんザックリしてるねとか一部の必殺技には少々疑問が残ります。
ゴールドカートリッジ版
このキン肉マンマッスルタッグマッチのゲーム大会で上位8名にプレゼントされたのが、カートリッジがゴールドでゲーム内に自分の好きな超人を追加で入れてもらえるという幻のソフト。
って事は、実在するのは8本しかない?
ネットオークション等で高値で取引されています。
以下のキャラクターが追加登場しています。
- モンゴルマン
- ペンタゴン
- ブラックホール
- ザ・ニンジャ
ボーナス
- 1ラウンドを2対0で勝った時…10,000点加算。
- 1ラウンドを2対1で勝った時…5,000点加算。
キン肉マンマッスルタッグマッチの裏技
面セレクト
一人用で超人セレクト場面でIコントローラーのBボタンとⅡコントローラーのABボタンを押しながら十字ボタンを押す。
ゲームレビュー
プロレス全盛期を知るファミコン世代の中でひっそりと記憶として残っているのがキン肉マンマッスルタッグマッチではないでしょうか。
クソゲーとの評価も高いキン肉マンマッスルタッグマッチですが、プロレスの要素を取り入れたキャラクターゲームとして私は大好きでした。
ミート君が投げる命の玉(何それ?)を受け取るとパワーアップしてキン肉バスターやハリケーンミキサーなどの必殺技が使えるようになるのがこのゲームの醍醐味です。
評価できる点
当時の男の子にとってキン肉マンは共有情報だったのでキャラクターの必殺技もプレイする前から知っている訳です。
必殺技が決まりさえすれば、ほぼ勝てる単純なゲームですが、それはまさにキン肉マンの世界で魅力がありました。
マイナスな点
キャラクターのバランスが悪く、アシュラマンとかロビンマスクとかの関節技が得意なキャラは必殺技が決まりにくく、反対に飛びつき系の必殺技を持つバッファローマンとかラーメンマンは必殺技が決まりやすいので当時からあからさま人気の格差がありました。
特に毒ガス攻撃が一度決まるとハメ技に近く卑怯なまでに強いブロッケンJr仲間内では禁止でした!
まとめ
プロレスブームに便乗して人気になったキン肉マンをモチーフにしたプロレスゲームなんだから当然相性が良く100万本を超える大ヒットとなりました。
キャラクターによる必殺技の決まりやすさの差はありますが、上級者はあえて関節技系のキャラを選択するという手もあり。
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