今は亡きメーカー、ジャレコから発売されたちょっとだけギャルゲー要素のあるアーケードからの移植されたカーアクションゲームのファミコン版。
このシティコネクションという名前は、現在のジャレコ関連の著作権を取り扱う会社名となっている。
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | 任天堂 |
ジャンル | アクション |
発売日 | 1985年9月27日 |
価格 | 4,900円 |
累計売上 | ?本 |
ゲーム概要
横スクロール式アクションゲーム。
プレイヤーは主人公であるクラリスの乗ったクラリスカーを操り、4段に区切られた世界各国のハイウェイをパトカーから逃げながら激走する。
障害物はジャンプして避けるか、パトカーはオイルで撃退が可能。
アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、インド、日本の全6ステージ構成でクラリスが移動した道路は白く表示される。
ゲームタイトルの元ネタは、1981年のエマニエル坊やのヒット曲から。
ゲームストーリー
カリフォルニア生まれのスピード狂少女クラリスが、世界中のハイウェイを走りまわって各国はもう大騒ぎ!!
説明書より
追いかけまくるパトカーたちも何のその。オイルをぶつけてスピンさせ体当りではね飛ばしちゃう。6ヶ国の美しい背景を舞台にくり広げられるクラリス カーとパトカーのハチャメチャパニックカーチェイス!!
コントローラー操作
十字ボタン | クラリスカーの移動 |
Aボタン | ジャンプ 十字ボタンを上に押しながらでハイジャンプ |
Bボタン | オイルを投げる |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
オジャマ猫
チェッカーフラッグを持って微動だにしないプレイヤーにとって本当にジャマな猫.
衝突するとワンミスして斜め上に飛んでいく際に『猫ふんじゃった』のBGMが流れる。
なんで世界中のハイウェイにたくさんいるのかは謎。
BGM
メインBGMの元ネタは、チャイコフスキーの『ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 第1楽章曲』をロックンロールアレンジしたバージョン。これがファミコン史上に残る名曲!メチャクチャセンス良いですね。
オジャマ猫をひいた時のBGM『猫ふんじゃった』も良い味出してます。
これらの楽曲は、ジャレコのファミコン時代のBGMを集めたCDアルバム『Rom Cassette Disc In JALECO』に収録されています。
CDは生産停止になってプレミアが付いていますが、Amazonミュージックでも聴く事ができますよ。
攻略動画
ゲームレビュー
このシティコネクションってゲーム内容は単調で難しいし、なんでパトカーが空から降ってくるのかとかハイウェイにタケノコが生えてくるんだとかツッコミどころは満載です。
すぐゲームオーバーになってクソゲーの要素がいっぱいあるのにあんまりクソゲー扱いはされていない不思議なソフトなんですよね。
評価できる点
ひとつは主人公がクラリスという女の子なのでギャルゲーの要素がある点。
とは言ってもクラリスのグラフィックなんてステージクリアした時にちょろっと見れるだけですけどね。
この当時はこんなのでも十分ギャルゲー要素だったのです。
アテナとかマドゥーラの翼とかと一緒で少々クソゲーっぽくても主人公が女の子だとかなり大目に見てもらえる傾向があります。
もうひとつは何と言ってもBGMです。
このメイン曲を聴くとなんだかワクワクするのでゲームオーバーになってもついついまたやりたくなってしまうのです。
マイナスな点
ひさびさにプレイしてみたら、最初のうちは懐かしさで楽しめるけど、しばらくするとかなり退屈でつまんないなって思ってしまった。
あの頃はこれで十分に楽しめたはずなのに・・・
独断評価チャート
まとめ
まあシンプルで難しめな古き良き時代のアクションゲームって感じですね。
久しぶりにプレイしてみても例のBGMが聴きたくてまた何度もプレイしてしまう魔力は健在でした。
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