スーパーファミコンで発売された人気マンガ『らんま1/2』のキャラクターを使った対戦格闘ゲームでサブタイトルは町内激闘篇。
原作のファン以外は今遊ぶのは厳しいかな?
機種 | スーパーファミコン |
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メーカー | アイレム |
ジャンル | 対戦格闘技 |
発売日 | 1992年3月27日 |
価格 | 8800円 |
容量 | 8M |
ゲーム概要
勝ち抜き格闘戦となる6人のキャラクターと3回対戦するストーリーモードと2人対戦モードから選択。
キャラクターボイスは全てアニメと同じ声優が担当。
コントローラー操作
十字ボタン | 移動 |
Aボタン | 必殺技 |
Bボタン | キック |
LRボタン | ガード |
Xボタン | ジャンプ |
Yボタン | パンチ |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
登場キャラクター
通常使えるのは8キャラで八宝斎とコロンは隠れキャラとして登場。
- 早乙女乱馬(男)
- 早乙女らんま(女)
- 早乙女玄馬
- 九能小太刀
- 九能帯刀
- 風林館高校校長
- シャンプー
- 響良牙
- 八宝斎
- コロン
八宝斎とコロンの出し方
- タイトル画面で対戦プレイにカーソルを合わせる。
- Lボタン+Rボタン+スタートを押す。
- 方向キー左右を押してキャラクター選択。
らんま1/2 町内激闘篇の裏技
らんま以外のキャラクターを選択
- キャラクター選択画面でLボタン+Rボタンを押しながらキャラクターを選択して決定。
- コントローラ2のLボタン+Rボタンを押しながら方向キー左右で対戦相手を選択して決定。
いきなりエンディング
- タイトル画面でコンロとローラ1と2のLボタン+Rボタンを押す。(そのまま離さない)
- 同時にそれぞれのスタートボタンを押す。
BGM
原作どおりに中国風のコミカルなBGMが多いです。
まあ可もなく不可もなくって感じですね。
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ゲームレビュー
この『らんま1/2 町内激闘篇』の発売は、あの『ストリートファイター2』発売の約2か月前でした。
当時のスト2の人気はすさまじく、ゲーセンでも行列ができていたり、スーパーファミコンでソフトが発売されても入手困難が予想されていました。
そんな訳でらんま1/2 町内激闘篇は、スト2の発売前に当時テレビ放送中で人気だったらんま1/2に便乗してスト2発売前に間に合わせて売っておきたいってメーカーの思いが透けて見えます。
その状況の割に当時としてはグラフィック的には頑張っていて十分に遊べる出来だったと思いますが、21世紀に対戦格闘ゲームとしてこのゲームをプレイするのは原作ファン以外はちょっと厳しいかな。
あとシャンプーとか微妙にアニメ版と顔が違うんだよな。
Xボタンでジャンプと言うスト2とあえて変えた操作性も、やや厳しいものがありますね。
らんまの父である早乙女玄馬が波動拳使ってきたりと原作にはない必殺技が満載なのも評価が分かれる点かも。
評価できる点
このゲームは、必殺技がボタンひとつとかかなり出しやすいのが初心者にもやさしく分かりやすいです。
あとは必殺技を出す時にアニメと同じ声のキャラクターボイスが入ります。
マイナスな点
技がかんたんな反面、コンボ技がほとんどない、ストーリーが1つしかなく必殺技以外のキャラクターボイスや動画がほぼないのが残念で飽きやすくなっています。
原作を元にしたストーリーモードがあったら良かったんだけど、スーパーファミコンのスペックじゃそれも無理だったみたいですね。
PCエンジンで発売されたらんまシリーズと比べてもグラフィックもボイスも物足りなく感じます。
あとストーリーモードでは男女の乱馬(らんま)しか通常は使えないのもマイナス点です。
まとめ
まあ確かにスト2がブームになっていた当時この手のゲームは多かったし、当時はこれで良かったのです。
ちょっと原作のキャラクターに頼りすぎかなって印象があります。
結局、原作に対してどれだけ思い入れがあるかどうかが楽しめるかどうかのポイントですね。
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