アイギーナというのはギリシア神話の女神の名前で主人公はジェイソン。
直接攻撃の武器は一切なし、謎解きは基本ノーヒントのいわゆるクソゲー、超ハードモードのアクションゲーム。
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | ビック東海 |
ジャンル | アクション |
発売日 | 1986年11月21日 |
価格 | 5,300円 |
容量 | 1M |
ゲーム概要
アーケードゲーム『バルバルークの伝説』のファミコン移植版。
横スクロール、ステージクリア型アクションゲーム。
プレイヤーは、青年考古学者ジェイソンを操作してバルバ地方の6つの地下エリアで敵の追撃をかわしながら宝箱のアイテム、ほこらの人物の助言により数々の謎を解いていく。
地下エリアは全6エリア構成。
敵の待ち構える部屋や、隠し部屋、トラップ部屋で構成され、最後にバークの部屋をクリアして、地上マップに戻るとエリアクリア。
コントローラー操作
十字ボタン | 移動 |
Aボタン +上 +下 | ジャンプ ハイジャンプ アイテム取得 |
A+Bボタン | 攻撃用アイテム使用 |
セレクトボタン | 使用しない |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
コンティニュー
ゲームオーバーになった時、コンティニューを選ぶと、そのエリアの初めから再スタート。
裏技
無敵コマンド
- ギゼの洞窟の4つ目コズンデールが道を塞いでいる面に行く。
- ポーズをかける。
- 2コンのA、B、B、右、上、左、B、B、B、左、上、B、B、右、上、下、右、右、下、B、右の順に押す。
- ポーズ解除する。
BGM
ゲーム内容に反してなぜかBGMは素晴らしい。
中近東風のアクション面、緊張感のあるボス戦など冒険心をかき立てられます。
攻略動画
ゲームレビュー
アイギーナの予言ってタイトルがインパクトあるのでのこのゲームの知名度は結構高いようです。
主人公は女神アイギーナの予言に従って地球を救う為に冒険に向かった考古学者ジェイソン。
『オーラパワー』とか『暗黒彗』とか設定を読んでも、すんなり入ってこなくて電波系ゲームのさきがけっぽい感じ。
ただステージをクリアするタイプのアクションゲームではなく、謎解きの要素もあるのですが、これがまた恐ろしく難しい!
ちょっと舞台が中近東風でパズル的な要素もあるのでソロモンの鍵をさらに難解にしたようなイメージもあります。
評価できる点
オープニングだけなのですが、この時代のファミコンには珍しく漢字表記のメッセージになっています。当時はかなりインパクトがあったはず。
操作方法に慣れるとアクションは難しいけど結構普通に楽しめました。
特に下から叩いて出現させて攻撃する回りくどい武器シューターが、一定範囲に左右対称でシュッと飛んで敵を倒すのが他のゲームにはない感覚です。
マイナスな点
基本、説明書や事前情報がないと何をしたら良いかとかアイテムの取得方法すら分かりません。
アイテム攻撃方法がA+Bボタンってのも訳がわからない。普通にBボタンだけで良かったのに。
この手のシンプルなアクションゲームで直感的に操作が分からないというのは大きなマイナスです。
主人公が武器を持っていないので直接攻撃ができず非常にもどかしいです。
独断評価チャート
まとめ
アクション要素は難易度が高いとは言ってもわりと普通の範囲レベルでクソゲーというよりバカゲー。
問題は基本ノーヒントの謎解きにあります。
これをやりがいがあるととらえるか、理不尽だととらえるかでこのゲームが楽しめるかどうかの分かれ道になりそうです。
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