ファミコンのコントローラーって初期の頃からデザインも機能も非常にユニークで完成度が高かったと思います。
発売間もない初期の頃から現在までをまとめました。
コントローラー1と2の違い
- コントローラー1にはスタートボタンとセレクトボタンがあるが2にはない。
- コントローラー2にはマイク機能があるが1にはない。
マイク機能
コントローラー2に付属しているこの機能なしではファミコンとは言えないほどのユニークさがある特徴です。
十字キーとBボタンの間の位置に23個の穴がありますが、実際にマイクとして機能しているのは一番左上の穴のみです。
単純に音を拾うだけの機能であり、音声や音程を認識する事は出来ません。
開発段階では特に何に使うかも決めていないで面白そうだからという理由で採用されたと言われていますが、実際にマイクがないとクリアが出来なかったり、難易度が上がるソフトもいくつかありました。
代表的なマイク機能が使えるソフトがこちら。
ゼルダの伝説
耳の大きい敵キャラのポイルボイスはマイクで音を聞かせると一発で倒せるが普通に戦うとかなりカタくて手ごわい。
たけしの挑戦状
マイクでカラオケを歌わないとクリアが出来ない!
バンゲリングベイ
マイクに向かって『ハドソンハドソン』って言うと戦闘機がスクランブル発進する。(実際はハドソン以外でも可能)
四角ボタンと丸ボタン
ごく初期型のファミコンにはABボタンがプラスチック製の丸ボタンではなく材質がゴム製の四角のボタンが付いていました。
初期の頃のファミコンのCM動画にも四角ボタンのコントローラーが映っています。
しかし連打などをすると壊れやすいという理由から、しばらく経って丸ボタンに変更になりました。
実際に私の友人も小学生当時、四角ボタンの付いたファミコンのボタンが壊れて任天堂に修理に出しましたが、丸ボタンに付け替えられて戻ってきました。
私がファミコンを購入した1984年当時、すでに丸ボタンだったので四角ボタンはファミコンが発売した1983年~1984年の前半頃までの時期だけの生産だったようです。
そんな訳で現在では四角ボタンのファミコンのコントローラーは大変珍しくマニアの間で高値で取引されています。
スポンサーリンク
ハドソン ジョイカード
シューティングゲーム全盛の時代にはABボタンに連射機能が付いたジョイカードなるコントローラーがスターフォースやスターソルジャーのメーカーのハドソンから販売されていました。
操作性は純正品のコントローラーに比べて少しだけ十字ボタンが斜めに入りやすいという特徴がありました。
現在の入手方法
赤と白がイメージカラーの初期型ファミコンは、そもそもがコントローラーが取り外しが出来ない仕様でしたので、コントローラーのみの販売はしていませんでした。
類似品は互換機用コントローラーが販売されています。
その後に発売したNEWファミコンでは脱着が可能なタイプになりましたが、コントローラー2にあったマイク機能がなくなってしまいました。
今となってはこちらも製造停止となっているので入手は困難です。
安価で新品で入手したい場合は互換品を購入したほうが手っ取り早いです。
ニンテンドースイッチ用コントローラー
発表当初はNintendo Switch Online加入者限定で予約販売が開始、その後も加入者限定で販売されています。
コントローラー関連グッズ
ファミコンコントローラー型の充電バッテリー。
MicroSDカードのデータ転送できるカードリーダー機能も内蔵。
ファミコンコントローラー型名刺ケース。
1コントタイプと2コンタイプがあります。
コメント