ゲームの歴史においてゼビウス以前とゼビウス以後って言われるほどインパクトと革新性をもった名作シューティングゲーム。
シューティングゲームで背景画面のスクロールを実現、隠れキャラの出現、などの斬新さで大ヒットしたアーケード版のファミコン移植版。
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | ナムコ |
ジャンル | シューティング |
発売日 | 1984年11月8日 |
価格 | 4,900円 |
容量 | 320K |
ゲーム概要
1982年にナムコが発表したそれまでに無かったゲーム設定の世界観や実験性に富んだ新感覚の縦スクロールシューティングゲームのファミコン移植版。
プレイヤーは、自機ソルバルウを操縦して地上用のブラスターと空中用のザッパーを使い分け20種類以上が登場する敵キャラクターに対して向かい撃つ。
全16面をクリア。エンディングはなし。
敵機や敵弾に当たるとワンミス。ソルバルウの残機をすべて失うとゲームオーバー。
コントローラー操作
十字ボタン | 移動 |
Aボタン | 対地上攻撃(ブラスター) |
Bボタン | 対空中攻撃(ザッパー) |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
隠れキャラ
ソル
ステージ内の定位置にブラスターを当てると地中から出現するタケノコのようなキャラ。ボーナスポイントがもらえる。
スペシャルフラッグ
ステージ内の一定の地帯にブラスターを当てると地中から出現するナムコの他のゲームでも出現するボーナスアイテム。
BGM
ゲームスタート時のBGMとテクノミュージック的な無機質な通常BGMのみ。
その合間に敵を撃墜する音やアンドア・ジェネシスの登場音が鳴り響くのが何とも味があります。
収録サントラCD
ゼビウスの裏技
無敵
タイトル画面でコントローラー2のAかBを押しながら右9回、上2回、左2回、下9回押す。(かなり早めにタイミングよく)画面に8桁の0が現れたら成功。
コントローラー2で最初の0を1に変えて10000000と表示する。
リセットボタンを押してゲームスタート。
上の裏技のバリエーション
数字の部分を「01110000」とすると5万点で1UP、15万点で1UPになる。
「00001100」とすると敵の攻撃が激しくなる。
「00000011」とすると残り5機でゲームスタート。
アンドア・ジェネシスのスクロール停止解除
アンドア・ジェネシスが登場したらポーズボタンで一時停止後に解除すると強制スクロール停止が解除される。
攻略動画
ゲームレビュー
アーケード版が良くてもファミコンに移植されてガッカリなんてのは当時良くあった事ですが、ゼビウスは容量の関係でギリギリまで切り詰めながらオリジナルの良さを十分活かした名移植作品でもあります。
天才ゲームデザイナーと言われた遠藤雅伸の代表作でした。
遠藤氏が実際にゼビウスをプレイしながら語っている動画があります。
このゼビウスがプレイしたくてファミコンを買った人は多かったのではないでしょうか。
実は私がそうです。
ファミコンではじめて買ったのがこのゼビウスとF1レースでした。
評価できる点
今では当たり前になったゲームのストーリー設定、ソルやスペシャルフラッグなどの隠れキャラ、攻略本の発売などのほとんどがゼビウスがさきがけとなっています。
マイナスな点
容量の関係でアーケード版と違いアンドアジェネシスが動かない!ナスカの地上絵がない!という残念な点はありましたが、それが致命傷にはならない見事な移植でした。
独断評価チャート

まとめ
地上と空中を撃ち分ける武器、スクロールする背景、巨大なアンドアジェネシス、当時としては非常に革新的シューティングゲームでした。
ゼビウスの人気が過熱した背景には、隠れキャラや裏技等のシークレット要素も魅力になっていました。その中にはバキュラに256発弾を当てると破壊できるというガセネタもありました。
一生懸命、連射していた人はお疲れ様でした!
ゼビウスの動画
完全攻略
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