ファミコンロッキー 裏技に隠された意外な真髄と結末

ファミコンロッキー

ファミコンロッキーは、あさいもとゆき氏による月刊コロコロコミック誌上で連載していた名作熱血ファミコン漫画です。

今回、どうしてもこのファミコンロッキーを読み返したくなって中古で購入したので内容をまとめてみました。

スポンサーリンク

ファミコンロッキーとは?

ゲーム好きの小学5年生ロッキーこと主人公である轟勇気が、必殺ゲーム拳の五十連打に加えて本物の裏技や、時にはありもしないニセ技を使ってライバルに打ち勝っていく内容のファミコンを題材にした少年マンガの代表作。

ストーリーの基本は、毎回ライバル登場⇒ロッキーとファミコン対戦⇒ロッキー勝利!というあってないようなもので1985年3月号から1987年9月号まで2年半に渡って連載されていました。

ところで名前が『とどろき』だからロッキーだったんですね。大人になってやっと気付いた。

同じゲーム漫画であり、コロコロコミック誌上に連載していた『ゲームセンターあらし』を元にやや熱血度を落として、当時人気だったラブコメ的要素を加えています。

作者のあさい氏は、『ゲームセンターあらし』の作者のすがやみつる氏のアシスタントをしていたそうなので作風が似ているのも納得です。

毎回の強引な設定と展開

ファミコンロッキーには、ツッコミ所満載のかなり強引な設定やストーリー展開がほぼ毎回登場します。

その代表例が第2話『ゼビウス魔の二千機攻撃』にあります。

まず今回の対戦相手のジョージが登場します。

「俺の名はジョージ、お前の戦う相手さ」
「ジ、ジョージ!?」

と驚く参謀役の遊一郎、

「あ、あの男、かつて赤い稲妻とおそれられていた!
空軍パイロットの撃墜王、死神ジョージだ!!」

当時は子供なのですらっと読み流していたのですが、改めて読み直してみるとアメリカの空軍パイロットだった男がなんで日本で新体操のコーチをしているのだろうか?という素朴な疑問に直面します。

しかも何でそれを小学生が知っているのでしょうか?

それにジョージってありふれたファーストネームだけでそれが特定できるなんて遊一郎は超能力者?あと本物のパイロットでもファミコンがうまいとは限らないんじゃ?

巨大ゲームコントローラー

ファミコンロッキーでのゲーム大会では、それどこで入手したの?っていうくらいバカでかいコントローラーが登場します。

子供の頃、ちょっと憧れたりしましたが、アメリカでは実際に作っちゃった人がいるのです。

これぞまさにファミコンロッキーに登場する巨大コントローラーです。

eスポーツでのプロゲーマーの出現を予見?

ファミコンロッキーの作品中にはファミプロというゲームをプレイして生活しているキャラクターもいます。

当時はゲームで遊ぶ事を職業にするなんてありえない!といった感じでしたが、現在のeスポーツによるプロゲーマーの出現を予見していたのかも知れません。

スポンサーリンク

必殺技(裏技)の検証

ファミコンロッキーの中に登場した必殺技を検証した動画を集めて見ました。
ウソ技に混じって実際に出来る技もあるのが紛らわしい・・・

実際にやってみた人達に敬意を表します。

この中でチャレンジャーとF-1レースは私も再現した事があります。
ゼビウスとスターフォース、スパルタンXはウソ動画です。

ゼビウス魔の二千機攻撃

ゼビウスでスコアが1000万点を超えると画面がフラッシュして、その後に画面いっぱいに埋め尽くされた敵キャラが襲い掛かってくる攻撃(ウソ)。

実際に再現したらこんな感じになるらしいです。

スターフォース 999万点のボーナス?

暗黒地帯を50連打で黄金地帯が出現してクレオパトラの目が光り、999万点のボーナスがもらえる?

イーアルカンフー 必殺の飛翔拳

チャレンジャー 無敵技

これはウソっぽいけど本当にできたチャレンジャーの無敵技。

列車の一番後ろで右に向かってナイフを撃ち続けるとポヨーンと音が鳴りボーナス特点が1万点入りクジラが飛んだら成功。

ウソ技に交じってマジなのもあるからややこしい。

F-1レース オーバーマッハ編

こちらも本当に実現可能なスピードが時速416キロを超えるとハイパーターボエンジンになり時速497キロまで速度がUPするという技。

スパルタンX これが見たかった!シルビアが襲ってくる動画

誰もそこまでやり込めない事を想定して24周目で囚われの身だったシルビアがラスボスとして襲ってくるというウソ技。

それをわざわざ再現した動画です。

忍者ハットリくん 巨大化?

壁に向かって手裏剣を投げ続けるとなぜかハットリくんが巨大化するウソ技。

ハットリくんが巨大化

ベンゲリングベイ バンゲリング帝王が出現?

コントローラー乱れうちで海面からバンゲリング帝王の顔が現れるというウソ技。

バンゲリング帝王

妙に色っぽい女子キャラ

ファミコンロッキーには、小学生向けとは思えないくらい色っぽい女子キャラが登場します。
まあそれも大概は小学生なんですけどね。

ほぼ毎回登場するのは、ロッキーの幼馴染のかおると新体操部の舞子です。
初期の頃には、この2人がほぼ毎回、無意味にパンチラ、ブラチラ、ビキニ等の露出があります。

かおると舞子

パンチラだけならドラえもんのしずかちゃんもしていますが、ブラチラってのは少年誌初だったのではないでしょうか?

実はハーレム漫画だった!?

ヒロインの2人以外にも毎回女子キャラが登場しますが、なぜかファミコンがうまいという理由だけでほとんどのキャラがロッキーに惚れてしまいます。

これって実はハーレム漫画と同じ展開なんじゃ?

リアルタイムで読んでいる当時は気付きませんでしたが、人気の秘密はこんなところにもあったのかも知れません。

ただ後半に行くに従ってお色気もハーレム要素も減ってきて段々とシリアスな展開になります。

最終回は尻つぼみで終了

ファミコンロッキーの人気は一時はかなりのものでしたが、ファミコン人気の終息とともにネタギレ感が出てきて、段々と展開は行き詰ります。

ゲームセンターあらしみたいにアニメ化されるほどの人気は無かったようです。

最終回はありがちなアメリカにゲーム留学するというパターンで終了するのでした。

その後のファミコンロッキー

2014年に発売されたアンソロジー本の僕らのファミコン日記 80’S熱中時代にファミコンロッキーの続編?が掲載されました。

こっちの内容はあまり期待しないよーに。

テーマソングが制作される

2017年1月28日に開催した「ゲームインパクトin東京にてイベント中に作詞・作曲されたのが「ファミコンロッキーテーマソング」。
今さらこんなの作られてもって気もするけど・・・

まとめ

今となって読み返してみると本当にツッコミどころ満載のマンガですが、当時の小中学生達は結構真剣に読んでいた作品でした。

人気の原因は、当時の少年ならほぼ誰でも知っている人気ソフト(裏技)+お色気(ハーレム要素)だった訳ですが、連載が進むにつれてファミコン市場が細分化、成熟化してきて人気タイトルが対戦できないRPG等のアクションゲーム以外も多くなり、大ヒット作も少なくなっていきました。

そして、ストーリーがややシリアスになってハーレム要素が激減しまい、人気の2大要素が失われた事で連載終了もやむなしといったところでしょうか。

大人になってみると何てことはないお色気シーンにも思春期になりたての少年達には当時はドキドキしたものでした。

強引な設定や展開はいかにも少年マンガらしく荒唐無稽な魅力にあふれており、時々読み返したくなる作品なのでした。

ファミコンロッキーの入手方法

ファミコンロッキーの単行本は、最初に発売された単行本の他に2000年代に再発されたワイド版もありますが、すでに販売停止となっているので新刊での入手はできません。

人気は高く中古では結構良い値段で取引されています。

中古ショップでの価格がやや高く感じた場合は、個人取引で探してみましょう。

ヤフオクはほとんどの出品者が送料別で出品しているのに対して、メルカリではほとんどの出品者が送料込みで出品しています。

メルカリだとファミコンロッキー全巻の中古価格は大体送料込み2,500円~4,000円前後と比較的お手頃です。

メルカリにこれから会員登録する場合は、紹介コード:ZESANQ を入力すると500円分のメルカリポイントがもらえます。

また、現物でなく電子書籍版なら楽天市場で全8巻で1冊330円(税込)で販売されています。

ファミコンロッキー | 中古・新品通販の駿河屋

コメント

タイトルとURLをコピーしました