ギャラガはギャラクシアンの流れをくんだナムコの名作シューティングゲームでアーケードからファミコンへの移植作品。
敵キャラは昆虫をモチーフにしたのが当時は斬新に感じました。
わざと敵のビームでさわわれて合体でボーナスステージに挑むのが定番。
機種 | ファミリーコンピュータ |
---|---|
メーカー | ナムコ |
ジャンル | シューティング |
発売日 | 1985年 2月15日 |
価格 | 4,500円 |
累計売上 | ?万本 |
ギャラガの概要
画面固定シューティングゲーム。
プレイヤーは、自機であるファイターを操縦して敵であるギャラガ(ギュラクシー+蛾)の攻撃を避けながら全31ステージクリアを目指す。(ループを繰り返す事で全999ステージ)
ファイターは、縦方向には移動できず横方向にのみ移動可能。
スコアが30,000点を超えると1UP、以降70,000点毎に1UPする。
昆虫型の敵機
通常ステージでは3種類だがボーナスステージのみ登場する敵もあり。
ザコ
文字通りのザコキャラ。
最も倒しやすい。
ゴエイ
ボス・ギャラガにくっついて護衛するように移動する敵キャラ。
ボス・ギャラガ
ミサイルを2発当てないと倒せないボス格の敵キャラ。
トラクタービームでファイターを捕えようとする攻撃もする。
デュアルファイター
自機をわざとボス・ギャラガのトラクタービームにつかまり囚われの身にさせて攻撃に移った移動時に取り返すと合体してデュアルファイターになり、攻撃力が2倍にUP!
自機にミサイルが当たると救出は失敗になり、停止中に倒してしまうと捕虜となった自機がなぜか敵となって攻撃してくる。
奪回に失敗すると自機を失ってしまう諸刃の剣でもありました。
しかも面積も2倍となるので敵の弾に当たりやすさも2倍になります・・・
でも当時はこれが画期的で楽しかったのです。
コントローラー操作
十字ボタン | 左右移動 |
Aボタン | ミサイルの発射 |
Bボタン | ミサイルの発射 |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
チャレンジステージ
3面をクリアした後にチャレンジステージという敵が一切攻撃してこないボーナスステージがあり、以降4面ごとにチャレンジ。
攻撃してこない8体の2列編成で5回飛来してくる敵を軟体打ち落とすかを競うステージ。
1編隊を全滅させることで1000~3000点のボーナス、ステージすべての敵を撃ち落とすと、パーフェクトボーナスとして10,000点が加算。
全機打ち落とすとボーナス点がもらえますが、デュアルファイターでないと全て打ち落とすのはかなり難易度が高い。
チャレンジングステージ専用の敵である『モミジ』などの特殊な敵も出現する。
BGM
エイリアン襲来をイメージさせるSFホラー的な不気味さもありながら、どことなくユーモラスで印象的な旋律が秀逸です。
音数が限られた中でのSFっぽさを演出したカッコイイオープニングBGMの後は基本的にBGMなしってシンプルさで敵キャラを打ったピキュ!って音が際立ってよい感じです。
収録サントラCD
スポンサーリンク
ギャラガの裏技
ミサイルが大きくなる
コントローラーのABボタンを同時に押す。
ゲームレビュー
ギャラガのアーケード版が発表されたのが1981年でファミコンに移植されたのが1985年と4年のタイムラグがありました。
この4年の間にゲームもかなり進化しており、画面固定型シューティングングはすでに過去のものとなっていましたが、ギャラガに関しては待ってました!というファンも多かった名作です。
前作にあたるギャラクシアンとから進化した大きな違いはやっぱり自機が合体できる部分に加えて、全く連射が出来なかった前作に対し、ギャラガでは画面上に3発までミサイルを発射出来る事によってよりスリリングでスピード感のある対戦になっている部分でしょう。
評価できる点
ゲーム終了後には攻撃の命中率がデータとして表示されるのも当時としては珍しかった。
また敵機が編成を組んで攻撃を仕掛けてくる場面も当時は新鮮味がありました。
マイナスな点
この時代のゲームで仕方なかったとは言え、ファイターは左右にしか移動できないので上下移動できるその後のシューティングゲームに比べると窮屈に感じるかも知れません。
敵キャラクターの数も少なく攻撃パターンも単純です。
まとめ
ギャラガで一番印象深いのはやっぱりデュアルファイターですね。
最初にゲーセンでトラクタービームで自機を奪われた時、焦りましたもん。
そして奪い返せた時に攻撃力が2倍になる爽快感と充実感、そして敵の攻撃を受けてまた単独になる喪失感と孤独感、間違えて捕虜を撃ち落とした時の自虐感・・・
単純だけど、なんだか人生を感じさせるゲームです。
ギャラガのアーケードゲーム機
ギャラガはゲームが下手な私が唯一ゲーセンでハイスコアを出したことがあるゲームで思い入れがあります。
ゲーセンだと終了後にハイスコアを出したら自分の名前を打ち込むのが楽しかったなー
何と!ゲーセンのほぼそのまんまのゲーム機が2019年に発売されているんですね。
そうそう、横にこんなイラストが描いてあったっけ。
ギャラクシアンも収録されていてドライバー一本で簡単に組み立てられるそうです。
子供の頃に夢見た自分の部屋をゲームセンターにするっていうのを実現した商品ですね。
欲しいけど置き場所に困りそう!?
コメント