1979年にナムコがアーケードで発表した虫をモチーフとした敵キャラで知られる名作シューティングゲームのファミコン移植作。
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | ナムコ |
ジャンル | シューティング |
発売日 | 1984年9月07日 |
価格 | 4,500円 |
容量 | ? |
ゲーム概要
画面固定シューティングゲーム。
プレイヤーは、ギャラクシップのパイロットとなり、上空を不気味に編隊飛行する謎の虫型エイリアンを撃破する。
コントローラー操作
十字ボタン | 左右移動 |
Aボタン | ミサイル発射 |
Bボタン | ミサイル発射 |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
敵キャラクターと得点
敵キャラクターは、昆虫型エイリアンで4種類。
待機時よりも移動時に倒したほうが点数が高くなる。
キャラクター | 得点: 編隊/攻撃中 | 特徴 |
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イエローエイリアン (黄ギャルボス) | 60~800 | 旗艦でエイリアン軍団の隊長。撃破すると敵の攻撃が一時弱まる。 |
レッドエイリアン(赤) | 50/100 | 隊長の護衛参謀。隊長と共に行動するが、攻撃能力は劣っている。 |
バイオレットエイリアン(紫) | 40/80 | 攻撃隊長。性格は凶暴で常に警戒する必要がある。 |
グリーンエイリアン(緑) | 30/60 | 戦闘隊員。能力が劣るため質より量で攻めてくる。 |
BGM
ごく初期のゲームタイトルなのでオープニング含めプレイ中のBGMもありませんが、下で紹介している裏技を使えばナウシカの他に4曲の隠しBGMが聴けます。
ギャラクシアンの裏技
BGMがナウシカに
リセットボタンを45回押してからコントローラー2のABを押しながらリセットする。他にもシバの女王などの曲が聴ける。
ゲームレビュー
ファミコンでギャラクシアンが発売された1984年当時すでに過去のゲームタイトルでしたが、ファミコンでの発売はそれなりにインパクトがありました。
インベーダーに代表させるそれまでのビデオゲームでは横方向に単純移動する敵を攻撃するだけでしたが、ギャラクシアンではナムコがこれにジグザグや宙返り、体当たりといったユニークなアレンジパターンを取り入れて大ヒットをしました。
子供からゲームマニアまでファンにする事に成功したレジェンド・シューティングゲームと言えます。
それだけにあのゲーセンで散々遊んだギャラクシアンが家庭で遊べる!と喜んで購入したファンは多かったのす。
ちなみにタイトルのギャラクシアンとはプレイヤー側の宇宙に住む人類の事で敵はエイリアンでした。
評価できる点
ファミコン版以前にもカセットビジョン等でギャラクシアンというタイトルは発売されていましたが、敵キャラクターの色が単色だったりドットがやたら荒かったりしてそれなりに遊べたものの完成度は低かったのが実情でした。
メーカーが違うので当然内容も一部違いますが、基本的にこの時代のシューティングは似たようなもんです。
こちらはカセットビジョン版ですが、これもナムコに版権使用料を支払ったれっきとしたギャラクシアンです。
どうですか?
ファミコン版が発売されるほんの2年前まではこれで遊んでいたのです。
それがファミコン版では大幅にクオリティが上がったのですからファンは大喜びでした。
ファミコン版はアーケード版よりもだいぶ横長になりましたけどそんな事はまったく気にならないほどの完成度でした。
マイナスな点
アーケード版がリリースされた1979年当時は画期的だったゲームとは言え、ファミコン版が発売された1984年時点で画面がスクロールしない、連射ができない等、すでにレトロゲーム化していました。
さらに1年後にはギャラクシアンの進化版ギャラガが発売になり、存在感が薄くなりました。
独断評価チャート
まとめ
内容的には、画面スクロールなし、連射なし、自機の縦移動なしのインベーダーゲームのアレンジ進化版と言った感じでしたが、当時としては画期的な進化でした。
インベーダーとの一番大きな違いは敵が編隊を組んで攻めてくる所ですね。
今となってはこのシンプルさがたまらない感じです。
これがさらに進化してギャラガになる訳ですね。
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