みんゴルの愛称で知られる人気ゴルフゲームシリーズ第1弾ソフト。
それまでのゴルフゲームを踏襲する分かりやすい操作性とかわいらしい3等身キャラがうけて200万本を超える大ヒットとなった。
機種 | プレイステーション |
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メーカー | ソニー・コンピュータエンタテインメント |
ジャンル | スポーツ(ゴルフ) |
発売日 | 1997年7月17日 |
価格 | 4,800円 |
容量 | CD-ROM |
売上 | 213万本 |
ゲーム概要
ポリゴンキャラによる3Dゴルフゲーム。
プレイヤーは、使用キャラクターを決めてクラブを選択、打ち出す方向を決定しボールを打つ。
各キャラクターには、パワー、コントロール、スピンのステータス要素がある。
スタート時は選択できないが、対戦プレイで勝利すると使用できるキャラクターが増えたり、経験値が貯まるとプレイできるコースが増えていく。
BGM
ファミコン時代は、ほぼBGMのなかったゴルフゲームですが、プレステ時代になると軽快で明るいBGMが使われるようになりました。
音楽的には普通かなと思いますが、何度聴いても飽きがこないように工夫されています。
攻略動画
ゲームレビュー
みんなのGOLFシリーズ初代が発売されたのは1997年です。
もうすでにプレステとセガサターンとの熾烈な販売競争は、ファイナルファンタジーVII発売により終止符が打たれた時期でした。
1997年から1998年頃もプレステ陣営はさらにサターンとの差を広げるべくメガヒット作をいくつか発表していますが、その中のひとつが本作、みんなのGOLF(初代)でした。
販売本数213万本というには、ファミコンで最も売れたスポーツゲームであるゴルフの246万本にかなり近い数字であり、プレステソフト歴代売上でも7位を記録する大ヒットとなりました。
何だかんだ言ってもおっさんのイメージが強かったゴルフ(マリオもおっさん)をかわいい女の子キャラのマリナを前面に打ち出しポップで明るいイメージを植え付けたのも成功の要因のひとつでしょう。(以降のシリーズのパッケージでも女の子キャラが一番大きく表示されている)
評価できる点
各キャラクター毎に能力が違い、ショット成功、失敗時などのリアクションも含めて楽しめるのはそれまでのゴルフゲームには無かった要素でした。
操作方法は、任天堂のゴルフシリーズが基本になっており、1回目でスイング開始、2回目でショットの強さ決定、3回目でショットというシンプルな分かりやすさは万人向けです。
マイナスな点
パターは傾き要素のみで芝目を読む要素はありませんでした。
これはゴルフマニアではなく初心者に受け入れやすくした為にあえて無くした要素なのかも知れません。
独断評価チャート
みんなのGOLF2
機種 | プレイステーション |
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メーカー | ソニー・コンピュータエンタテインメント |
ジャンル | スポーツ(ゴルフ) |
発売日 | 1999年7月29日 |
価格 | 5,800円 |
容量 | CD-ROM |
売上 | 149万本 |
初代プレステ2作目で最終作。
通常コース7、ショートコース1コースとボリュームアップ、さらに芝目を読む要素も加わりより本格的ゴルフゲームになった。
初代ほどヒットしませんでしたが、グラフィックや操作性が向上し、こちらのほうが遊びやすくおすすめです。
まとめ
現在の視点で見るとグラフィックはさすがに荒く、キャラクターもコースもポリゴンでカクカクしているのですが、それがこの時代のプレステならではの味があります。
以後、長く続くみんゴルシリーズですが、すでに初代でシステムは出来上がっており、現在でも十分に楽しめる名作ゴルフゲームです。
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