ファミスタの成功でこれはイケル!と思ったのか?
当時のプロ野球人気に便乗しただけなのか?
音声合成チップも内蔵や1チーム登録選手30人で130試合のペナントレース等のリアル志向は良かったけど後は・・・
これぞキング・オブ・スポーツクソゲー燃えろ!!プロ野球だ!

- ハード: ファミリーコンピューター
- メーカー: ジャレコ
- ジャンル: スポーツ
- 発売日: 1987年 6月26日
- 売上げ: 158万本
ゲーム概要
ファミスタとは反対側であるプロ野球中継と同様のピッチャーの背中越しにバッターを見るアングルで対戦します。
選手名はほぼ実名登録で特徴的なフォームまで再現。
音声合成チップにより実況やアンパイヤの声が再現されるのは当時としては画期的でした。
コントローラー操作
十字キー : 投球ポジション移動
コースと球速の選択、高低の変化
Aボタン: 投球開始
ゲームレビュー
プロ野球関連のゲームなら何でも売れるって時代がありました。
燃えろ!!プロ野球が発売されたのもまさにそんな時期でした。
ファミスタで成功した3D表現を今度はピッチャー側、つまりプロ野球中継と同じアングルにしたと言うのが斬新でしたね。
あとは音声合成チップにより実況やアンパイヤがしゃべるってのに当時はびっくりしたもんですね。
妙な臨場感とリアルさがあるって言うか。
ただ肝心のゲームバランスが著しく悪かったのも確かでした。
バントした打球がホームラン
特に有名なのが長打力のある強打者のホーナー選手などがバンドをしても打球がそのままスタンドインしてホームランになってしまうという衝撃のバッティングは伝説となっていますね。
デッドボールで乱闘
まさかファミコンでこんな凝った演出ができるとは!?と衝撃ではありましたが、見慣れてしまうと結構メンドくせーなって感じでした。
まとめ
このゲームは当時のジャレコが、少人数で約半年で製作したそうです。
このゲームの何が一番クソゲーかと言うと試合時間が異常に長すぎることに尽きます。
ファミスタだったら15分くらいでサクっと友達と1ゲームできるのに1時間近く時間がかかるのもザラでした。
最後に説明書にはこう書いてありました。
実際の球団・人物とは関係ありません
いや、どう見てもそのまんまの球団と選手なのにこれが通用したんですね。
非常にユルイ作りのゲームながら当時はこれで良かったのでした。
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